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ジョン・ウィリアム・ドレーク : ミニ英和和英辞書
ジョン・ウィリアム・ドレーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョン・ウィリアム・ドレーク ( リダイレクト:ジョン・ウイリアム・ドレーク ) : ウィキペディア日本語版
ジョン・ウイリアム・ドレーク[ちょうおん]
ジョン・ウイリアム・ドレーク(''John William Drake '')は明治時代イギリス人。マダムソン・ベル汽船会社勤務でノルマントン号の船長。
== 人物略歴 ==
1886年10月24日、横浜港から雑貨と日本人乗客23名をのせて神戸港に向かったイギリス貨物船ノルマントン号が、暴風によって紀州沖で座礁沈没したノルマントン号事件が発生、ドレーク以下船員27名は乗客をさしおいて全員ボートで脱出、日本人乗客23名全員を溺死させた〔井上(1955)p.82〕。その日の朝9時すぎ、ドレークら生存者は串本にこぎつけた〔。ドレークは罪に問われたが、11月9日、在日神戸英国領事ツループより船長が十分その職務をつくしたものとされて無罪判決が下された。しかし、世論は怒り収まらず、日本政府(外務大臣井上馨)により改めて兵庫県知事の名で横浜英国領事裁判所殺人罪で告訴されたが、12月、横浜領事裁判所判事ニコラス・ハンネン禁固刑3か月の判決を下したのみで、死者への賠償もなかった〔〔藤村(1989)p.82〕〔田中(1990)p.444〕。その恨みを当時の日本国民は忘れず、ドレークには「奴隷鬼」の字があてられた。この事件によって、外国に領事裁判権を認めている不平等条約の問題点が国民に周知された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・ウイリアム・ドレーク」の詳細全文を読む




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