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ジョン・ガワー : ウィキペディア日本語版
ジョン・ガワー[ちょうおん]

ジョン・ガワーJohn Gower, 1330年頃 - 1408年)は、中世イングランド詩人。詩作には英語中英語)・フランス語古フランス語)・ラテン語を用いた。
ケントの富裕な家の生まれと言われている。リチャード2世およびヘンリー4世のもとで宮廷詩人として活躍し、同時代人のジェフリー・チョーサーとも交友があった。チョーサーはその詩『トロイルスとクリセイデ』の中でガワーを「道徳的」と評している。ロンドン南東部のサザク大聖堂に墓がある。
シェイクスピアの『ペリクリーズ』は、ガワーの代表作『恋する男の告解』に含まれる挿話に基づいており、詩人が語り手となっている。
== 作品一覧 ==

* 瞑想する者の鏡(''Mirour de l'Omme'', ''Speculum Hominis'', または ''Speculum Meditantis'' フランス語、1376年頃 - 1379年)
* 叫ぶ者の声(''Vox Clamantis'' ラテン語、1377年 - 1381年)
* 恋する男の告解(''Confessio Amantis'' 英語、1386年頃 - 1393年)
* ''Traité''(フランス語、1397年)
* ''Cinkante Balades''(フランス語、1399年 - 1400年)
* ''Cronica Tripertita''(ラテン語、1400年頃)
* 平和礼賛(''In praise of peace'' 英語、1400年頃)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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