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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ジョン・トマス・テューダー(John Thomas Tudor, 1954年2月2日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州スケネクタディ出身の元プロ野球選手(投手)。 == 経歴 == のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから21巡目に指名を受けるが契約せず。1月の二次ドラフトでボストン・レッドソックスから3巡目に指名を受け入団。8月16日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。は6月後半に昇格して8勝5敗・防御率3.02を記録。は4勝に留まるが、はシーズン初登板となった4月11日のボルティモア・オリオールズ戦でメジャー初完封を達成するなど先発に定着し、13勝10敗・防御率3.63を記録。も13勝12敗・防御率4.09の成績を残す。12月6日にマイク・イースラーとの交換トレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍。 は12勝11敗・防御率3.27を記録。12月12日にジョージ・ヘンドリックらとの交換トレードで、ブライアン・ハーパーと共にセントルイス・カーディナルスへ移籍。 は、5月終了時点で防御率は3.74ながら1勝7敗と苦しんだが、そこから9連勝。1敗の後今度は11連勝を記録。特に9月の活躍は圧巻で、9月1日、9月6日と連続完封勝利。9月11日は激しく地区優勝を争っていたメッツと対戦してドワイト・グッデンと投げ合い、互いに譲らず0-0のまま延長戦に突入。グッデンは9回で降板し、10回表にリリーフのジェシー・オロスコから本塁打で1点を奪う。テューダーはその裏も投げて0点に抑え、3試合連続完封勝利をマーク。9月26日も完封勝利を挙げて月間4完封を達成。10月1日のメッツ戦でも再び10回まで0点に抑えたが、打線もロン・ダーリングに抑えられ、11回にリリーフ投手が打たれて勝利投手にはなれなかった。結局6月以降は20勝1敗・防御率1.16という凄まじい成績を残し、シーズン通算では21勝8敗・防御率1.93・WHIP0.94、メジャートップの10完封を記録、チームの地区優勝に大きく貢献した。シーズン10完封はにボルティモア・オリオールズのジム・パーマーが記録して以来10年ぶりであった。これ以後、シーズン10完封を記録した投手は終了時点でいない。現在は投手の分業制の影響で完投自体が2桁に達することも滅多になく、以後では最高でもシーズン5完封であり、同年のテューダーがメジャー最後のシーズン10完封となる可能性は高い。 ロサンゼルス・ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦に先発するが、6回途中4失点で敗戦投手。第2戦も敗れて連敗スタートとなったが、第3戦勝利の後の第4戦に先発し、7回1失点で勝利投手となり、タイに戻した。チームは第5・6戦と連勝して3年ぶりのリーグ優勝を果たした。カンザスシティ・ロイヤルズとのワールドシリーズでは第1戦で勝利投手となり、第4戦では5安打完封で3勝1敗と王手をかけるが、第6戦で一塁塁審ドン・デンキンガーの「世紀の誤審」もあって敗れ、3勝3敗のタイとなる。そのデンキンガーが球審を務めた第7戦で先発したが、3回途中5失点で降板。試合はカーディナルスの監督ホワイティ・ハーゾグと、リリーフのウォーキーン・アンドゥハーが退場となる等荒れ模様となり、打線もブレット・セイバーヘイゲンに完封されて0-11で大敗し、ワールドチャンピオンを逃した。サイ・ヤング賞の投票では、24勝4敗・防御率1.53・268奪三振を記録したグッデンに次ぐ2位に入った。 は開幕投手を務め、前年から続く連勝を14まで伸ばしたが、前年ほどの勢いはなく13勝7敗・防御率2.92。は4月のメッツ戦で、ファウルフライを追ってベンチに突っ込んだメッツの捕手バリー・ライオンズと激突して足を骨折し、離脱。そのため16試合の登板に留まるが、8月に復帰して8勝を挙げ、シーズン通算で10勝2敗を記録しチームのリーグ優勝に貢献。サンフランシスコ・ジャイアンツとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第2戦に先発し、8回5失点(自責点3)で敗戦投手となったが、2勝3敗で迎えた第6戦で8回途中無失点で勝利投手となる。チームは第7戦に勝利してリーグ優勝。ミネソタ・ツインズとのワールドシリーズでは第3戦で7回1失点で勝利投手となるが、3勝2敗と王手をかけた第6戦では5回途中6失点で敗戦投手。チームは第7戦も敗れ、またしてもワールドシリーズ制覇を逃した。は故障で出遅れるものの好調を維持し、8月10日までで防御率2.29をマークしたが、ボブ・ホーナーの不調・故障等もあって打線の援護がなく、6勝5敗。フェルナンド・バレンズエラの故障で左腕投手の補強を急務とするロサンゼルス・ドジャースと利害が一致し、8月16日にペドロ・ゲレーロとの交換トレードで移籍。 移籍後に4勝を挙げ、シーズン通算で10勝8敗・防御率2.32を記録し、チームは3年ぶりの地区優勝。メッツとのリーグチャンピオンシップシリーズでは、1勝2敗で迎えた敵地シェイ・スタジアムでの第4戦に先発し、グッデンと対戦するが6回途中4失点で降板。8回を終わって2-4とリードを許し、メッツが王手をかけると思われたが、9回表にレギュラーシーズンで3本塁打のマイク・ソーシアが、同じく被本塁打8のグッデンから起死回生の同点2ランホームランを放ち延長戦に突入。ドジャースは延長12回の死闘を制してタイに持ち込む。第7戦でオーレル・ハーシュハイザーが完封勝利を挙げてリーグ優勝を果たした。オークランド・アスレティックスとのワールドシリーズでは第3戦に先発したが、肩を痛めて2回途中で降板。チームは予想を覆して4勝1敗でアスレティックスを下し、自身初のワールドシリーズ制覇を果たした。は肩・肘の故障に苦しみ、6試合の登板で0勝に終わる。オフにフリーエージェントとなり、12月14日に古巣カーディナルスと契約。 は復活を果たし、4月に4勝0敗・防御率0.96をマーク。地区最下位に沈んだチームにあって、12勝4敗・防御率2.40の好成績を残しカムバック賞を受賞するが、同年限りで現役を引退。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・テューダー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 John Tudor (baseball) 」があります。 スポンサード リンク
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