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ジョン・ヘンリー・ロイド : ミニ英和和英辞書
ジョン・ヘンリー・ロイド[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョン・ヘンリー・ロイド : ウィキペディア日本語版
ジョン・ヘンリー・ロイド[ちょうおん]

ジョン・ヘンリー・”ポップ”・ロイド(John Henry "Pop" Lloyd、 1884年4月25日 - 1965年3月19日)は、1900〜1920年代にアメリカ合衆国ニグロリーグで活躍していた野球選手。主なポジションは遊撃手フロリダ州パラトゥカ生まれ。右投げ左打ち。走・攻・守全ての揃った名選手として、ホーナス・ワグナーらと比較されたニグロリーグ初期の内野手
==来歴・人物==
ジョージア州メーコンアクメスという球団で捕手として野球を始め、翌にはニグロリーグキューバン・X・ジャイアンツ二塁手として契約した。にフィラデルフィア・ジャイアンツに入団した際、正二塁手の座はソル・ホワイトが握っており、ロイドはこのチームで遊撃手として活躍する。
その後にルーブ・フォスターの誘いでシカゴリーランド・ジャイアンツに所属した後、にはニューヨークのリンカーン・ジャイアンツに入団。ここで打率.475の活躍をし、チームはこの年からリーグを3連覇した。その後にシカゴのアメリカン・ジャイアンツ、にはニューヨークの2球団を渡り歩くなど、めまぐるしく所属球団を変える。1918年からはブルックリンで選手兼任監督もつとめるようになっていた。
ルーブ・フォスターニグロ・ナショナルリーグを設立した年は、コロンバス・バックアイズで監督をしていたがチーム運営が上手くいかず、翌にはニュージャージー州アトランティックシティに戻り、アトランティックシティ・バカラック・ジャイアンツに所属。にイースタンカラードリーグが創設された際、オーナーのエド・ボールデンはロイドをヒルデールの監督として迎え入れる。ヒルデールはこの年32勝17敗でリーグを制覇、ロイド自身も打率.418を記録する。しかしロイドは翌チームを離れアトランティックシティに復帰、既に40歳になっていたにも関わらず、この年打率.444でリーグの首位打者のタイトルを獲得する。からは再びニューヨークに移ってリンカーン・ジャイアンツの監督兼任選手となり、に打率.564、11本塁打を記録した。
ロイドはまた、1907年シーズンにキューバを訪れて以後、ニグロリーグの試合がない冬場にはキューバ国内リーグ"リーガ・クバーナ・デ・ベイスボル"に参加してプレーをしていた。キューバリーグでの経歴はまでの間で12シーズンにも及び、この間レオネス・デル・ハバナ(1912)とアラクラネス・デル・アルメンダレス(1924/25年,1925/26年)で計3回のリーグ制覇を経験している。ロイドの内野ゴロを捌く姿から、キューバでは"La Cuchara"(ラ・クチャラ:シャベルもしくはスプーンのこと)というニックネームで呼ばれていた。
からアトランティックシティに監督兼任で復帰し、のプレーを最後に現役を引退する。現役生活は26年にも及んだ。その間多くのチームを渡り歩いたが、後日ロイドはその理由を聞かれ、「金のあった所が私のプレーした所だよ」と答えたそうである。現役中の態度は非常に紳士的で口調も柔らかく、また酒も飲まなかったという。ロイドはニグロリーグの選手だけでなくメジャーリーガーからも賞賛を受け、ベーブ・ルースは彼を『人種を問わず最高の野球選手』と評価していた。
にアトランティックシティで死去。にニグロリーグ特別委員会によりアメリカ野球殿堂入り。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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