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ジョーン・ロビンソン : ミニ英和和英辞書
ジョーン・ロビンソン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョーン・ロビンソン : ウィキペディア日本語版
ジョーン・ロビンソン[ちょうおん]

ジョーン・ロビンソン(Joan Violet Robinson、1903年10月31日 - 1983年8月5日)は、イギリス経済学者。夫は経済学者のオースティン・ロビンソンエリノア・オストロムが2009年に受賞するまでノーベル経済学賞候補になった唯一の女性と言われてきた。「サーカス」(ケインズサーカス)の一員であった。
== 生涯 ==
ピエロ・スラッファの影響を受けて、不完全競争の理論を確立した。また、1931年に結成されたケインズ・サーカスではその中心メンバーとして活躍。
その後、マルクス経済学も研究の対象とし、剰余価値のアプローチから1933年ジョン・メイナード・ケインズに先立って有効需要の原理を発見したミハウ・カレツキの影響を強く受けている。
ケインズ一般理論発表後はケインズ理論動学化を研究し、アメリカポール・サミュエルソンロバート・ソローらと論争を繰り広げた。また、カレツキをはじめとするマルクス経済学者のケインズ理論解釈に評価を与えた一方で、アメリカで主流となったIS-LM分析や新古典派理論には懐疑的であった。
アメリカで発展したサミュエルソン等いわゆる「ケインジアン」たちの理論が、政策上の利便性を求めて本来のケインズやサーカスの理論的前提条件を安易に曲げてしまったことで、かえって現実世界における理論的妥当性を失ってしまったことを激しく非難、彼らを「バスタード・ケインジアンズ」(偽ケインジアンども)と吐き捨てている。
晩年はマオイストとなり中国の毛沢東による共産革命を賛美した〔橘木俊詔 『朝日おとなの学びなおし 経済学 課題解明の経済学史』 朝日新聞出版、2012年、154頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョーン・ロビンソン」の詳細全文を読む




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