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ジョー・シャーロン : ミニ英和和英辞書
ジョー・シャーロン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジョー・シャーロン : ウィキペディア日本語版
ジョー・シャーロン[ちょうおん]

ジョー・シャーロン(Qiu Xiaolong、裘小龍、1953年 - )は、中華人民共和国上海出身の小説家推理作家詩人北京外国語大学で英米文学を学び、1988年よりアメリカ合衆国で生活している。
2000年、英語で執筆した推理小説『上海の紅い死』(Death of a Red Heroine)で小説家としてデビュー。以降も、同作に始まるチェン警部シリーズをアメリカで英語で発表し続けている。著作はフランス語やドイツ語、スペイン語、イタリア語、北欧の諸言語、中国語、日本語などに翻訳されている(もともとの英語版が刊行されず、フランス語訳版のみ刊行されている長編作品もある)。
名前の漢字表記の「裘小龍」は、日本語の読みでは「きゅう・しょうりゅう」、中国の共通語では「チウ・シャオロン」と読むが、アメリカでは英語風の発音で「ジョー・シャーロン」と自ら名乗っていることから、デビュー作の『上海の紅い死』の日本語訳版では、著者名の表記は「ジョー・シャーロン」とされた。
== 略歴 ==
1953年、上海生まれ。小学生の時に文化大革命が始まり、香水ショップのオーナーだった父親はブルジョワと見なされ裁判にかけられた。英語を独学したのち、北京外国語大学で英米文学を学び、奨学金を得て1988年にミズーリ州セントルイスワシントン大学に留学。中国にいるころにすでに、詩や評論を発表したり翻訳を手掛けるなどしており、作家協会の会員にもなっていた。1989年に天安門事件が起きると、アメリカ合衆国に留まる決意をし、以降、セントルイス在住。ワシントン大学で中国文学を教えている。
2000年、デビュー作の『上海の紅い死』(Death of Red Heroine)を刊行。この作品は、上海警察殺人課の警部である陳操(チェン・カオ)〔英語での原表記は「Chen Cao」。これは中国共通語では「チェン・ツァオ」と読むが、日本語訳『上海の紅い死』では、英語読みで「チェン・カオ」とされているのでそれに従う。〕が活躍するミステリ作品。この作品で、アメリカのバウチャーコンで毎年実施されるアンソニー賞en、1986年 - )の最優秀デビュー長編賞を受賞し、アメリカ探偵作家クラブ最優秀デビュー長編賞にもノミネートされた。
以来、チェン警部シリーズを次々と発表し、2010年までに7作品が刊行されている(うち、最新作はフランスで先行発売)。また、シリーズ外の短編集『Years of Red Dust』は、英語圏に先駆けてフランス、つづいてドイツで刊行されベストセラーになった。
チェン警部シリーズは中国語訳も刊行されているが、舞台が上海から「H city」に変更されるなど地名がすべて変更され、政治的に問題のある単語や文は削除されている〔At Home Online with Mystery Readers International Qiu Xiaolong, interviewed by Cara Black October 2003 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョー・シャーロン」の詳細全文を読む




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