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ジョー・ローゼンタール(Joe Rosenthal、1911年10月9日 - 2006年8月20日)は、アメリカの写真家。 硫黄島の戦い(1945年)で日米両軍が死闘の末、アメリカ海軍の海兵隊4名が硫黄島の摺鉢山の頂上に星条旗を掲揚する瞬間を撮影した『硫黄島の星条旗』でピューリッツァー賞(ピューリッツァー賞 写真部門)を受賞した。 1911年10月9日ワシントンD.C.でユダヤ系ロシア移民の子として生まれる。写真に興味を持ち、世界恐慌後、仕事を探すためにサンフランシスコに移るが、ここで1932年サンフランシスコニュース紙に入社し、報道カメラマンとなる。弱視を理由に兵役を免れたローゼンタールは、AP通信に移り太平洋戦争中は海兵隊に従軍カメラマンとして戦場を回った。特に上述の通り、1945年2月23日の硫黄島の戦いにおける、摺鉢山の攻防後に4人の兵士達が星条旗を掲げ1人が固定のロープを探す写真は大戦中、最も有名な写真のうちの一つとなった。但し、この作品については、戦闘末午前10時15分に旗を掲げたものを戦闘終了後の12時15分に、改めて5フィート×8フィート(140cm×245cm)と最初の旗(70cm×135cm)の2倍の星条旗を掲げる際に撮影した3枚のうち1枚とされる。 1945年後半にAPを退社し、サンフランシスコ・クロニクル社 (San Francisco Chronicle) に入り、引退するまで同社で35年の長きにわたりカメラマンとして活躍した。 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で写真家のトーマス・E・フランクリン (Thomas E. Franklin) が撮影した、「グランドゼロスピリット (Ground Zero Spirit)」は、ローゼンタールの硫黄島の作品と類似が指摘され、ローゼンタールに対するインタビューが行われた他、ローゼンタールとフランクリンの対談も行われた。 2006年8月20日老衰のためサンフランシスコ郊外の介護施設で死去した。94歳。 ==参考== * Mark Edward Harris. "Joe Rosenthal: The Road to Glory". In: Camera & Darkroom (ed.), Volume 16 Number 6 (June 1994). Beverly Hills, CA. pp. 40-49. * Hal Buell. Uncommon Valor, Common Virtue: Iwo Jima and the Photograph that Captured America (May 2006). New York, NY. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョー・ローゼンタール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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