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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ジン・アンド・ビターズ (''Gin & Bitters'') とは、ジンをベースのカクテルの1つである。ジン・アンド・ビターズは、使用するグラスの内側をアンゴスチュラ・ビターズで濡らしてビルドで作るものであり、シェークやステアなどでは作らない。なお、日本ではジン・アンド・ビターやジン・ビターズやジン・ビターと表記されることもあるが 、 本稿では、ジン・アンド・ビターズという呼称を用いることにする。カクテル名は、ジンと苦味酒(ビターズ)からなるカクテルであることから名付けられている。 == 歴史 == このカクテルは、イギリス海軍の将校らが食前酒としてよく飲んでいた 〔 福西 英三 『カラーブックス 563 カクテル入門』 p.33 保育社 1982年3月5日発行 ISBN 4-586-50563-X 〕 〔 後藤 新一 監修 『カクテル123』 p.32 日本文芸社 1998年12月15日発行 ISBN 4-537-07610-0 〕 〔 伊東 正之 監修 『スタンダード・カクテル』 p.96 創元社 1989年12月10日発行 ISBN 4-422-74024-5 〕 〔 久保村 方光 監修 『イラスト版 カクテル入門』 p.66 日東書院 1997年4月1日発行 ISBN 4-528-00681-2 〕 〔 上田 和男 監修 『カクテル・ブック』 p.86 西東社 1988年12月30日発行 ISBN 4-7916-0926-3 〕 〔 花崎 一夫 監修 『ザ・ベスト・カクテル』 p.76 永岡書店 1990年6月5日発行 ISBN 4-522-01092-3 〕 。 なお、将校らがジンを簡単に手に入れられたのは、当時のイギリス海軍で、軍艦に乗り込んだ将校にジンを毎日支給していたことによる 〔 福西 英三 『カクテルズ』 p.19 ナツメ社 1996年9月1日発行 ISBN 4-8163-1744-9 〕 。 当時は、冷蔵設備などは一般的でなかったので、ジン・アンド・ビターズは室温で供されていたわけだが、それと同じ状態になるように、冷えていないドライ・ジンとアンゴスチュラ・ビターズで作る場合もある 〔 杉田 米三 『最新カクテルブック』 p.72 柴田書店 1969年12月20日発行 〕 〔 堀井 浩一 『つくる・飲む・楽しむ カクテール』 p.87 文研出版 1986年4月5日発行 ISBN 4-580-90230-0 〕 。 しかし、近年ではドライ・ジンは、予めよく冷やしておくことが一般的となっている 〔 上田 和男 監修 『カクテル・ハンドブック』 p.34 池田書店 1997年7月31日発行 ISBN 4-262-12007-4 〕 〔 上田 和男 監修 『カクテル・ブック』 p.87 西東社 1988年12月30日発行 ISBN 4-7916-0926-3 〕 〔 伊東 正之 監修 『スタンダード・カクテル』 p.96 創元社 1989年12月10日発行 ISBN 4-422-74024-5 〕 〔 久保村 方光 監修 『イラスト版 カクテル入門』 p.66 日東書院 1997年4月1日発行 ISBN 4-528-00681-2 〕 〔 若松 誠志 監修 『ベストカクテル』 p.202 大泉書店 1997年9月5日発行 ISBN 4-278-03727-9 〕 〔 山本 祥一朗 監修 『カラー図解 カクテル』 p.39 成美堂出版 1994年12月10日発行 ISBN 4-415-07873-7 〕 。 ちなみに、将校らがしばしば飲んでいたとされる、このジン・アンド・ビターズは、ジンのストレートに近い飲み物であり、大変アルコール度数が高いので、1890年にイギリス海軍の軍医だったT.O.ギムレットが、将校らの健康のため、ジンを加糖されたライム・ジュースで割って飲むように提唱したことで、ギムレットと言うカクテルが誕生したと言われている 〔 福西 英三 『カクテルズ』 p.19 ナツメ社 1996年9月1日発行 ISBN 4-8163-1744-9 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジン・アンド・ビターズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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