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ジーン・バリー : ミニ英和和英辞書
ジーン・バリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジーン・バリー : ウィキペディア日本語版
ジーン・バリー[ちょうおん]

ジーン・バリーGene Barry, 1919年6月14日 - 2009年12月9日)は、アメリカ合衆国俳優ニューヨーク出身。本名Eugene Klass
==略歴==

=== キャリア ===
ユダヤ系の家庭に生まれる。祖父母はロシアからの移民であった。20代前半から本格的に俳優としてスタートしたが、主役級の俳優として認められたのは30歳を過ぎてから、と遅咲きだった。その安定感ある存在を買われ、医師役や刑事役、探偵役、学者役と知的なイメージが先行する職業の役に多くキャスティングされる。ハンサムなルックスから「第二のクラーク・ゲーブル」の異名をとった。
1953年の古典的なSF映画『宇宙戦争』に主演。余すところなく持ち味を発揮、作品もヒットし当たり役となった。後年、テレビシリーズで新シリーズが作られ、バリーは出演はしなかったものの、続く2005年の同名リメイク『宇宙戦争』(トム・クルーズ主演作)においては特別出演的な扱いでカメオ出演した。
1957年製作の西部劇テレビドラマ『バット・マスターソン』が1959年開局したばかりの日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)で夜7時から放映され、この局の数少ないヒット番組となった。アクの強い伊達男というバリーの個性はこの番組によって印象付けられた。
1960年代は多くのテレビドラマに出演。『バークにまかせろ』(1963年)シリーズでは、お気楽でコミカルなバーク所長役を演じる。そして1994年から1995年まで新シリーズが復活、ライフワークとして定着した。
ピーター・フォーク主演の大ヒットシリーズ『刑事コロンボ』では「殺人処方箋」というエピソードで緻密な完全犯罪を目論む高名な精神科医を演じ、コロンボと対決。パイロット版であるためシリーズには数えないが、このエピソードが、事実上コロンボシリーズの第1作目となる。
1968年には『イスタンブール特急』に主演。その後も1980年代まではテレビ、映画両方で活躍し、健在ぶりを見せていた。
最もボンドに近く、そして実現しなかった俳優とも呼ばれ、かねてから「007」ことジェームズ・ボンド役の候補者として常に名前が挙がった人物としても有名であった。ショーン・コネリーと役を争い、そして3代目のボンド役をかけて再び白羽の矢が立ったものの、結局ロジャー・ムーアに敗れた。
日本では若山弦蔵が吹き替えを担当することが殆どだが、こうした逸話を意識したオマージュなのかは不明である。
2009年に入所していた高齢者福祉施設で死去した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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