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サンフランシスコ・ジャイアンツ(、略称:''SF'')は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チーム。本拠地はカリフォルニア州サンフランシスコにあるAT&Tパーク。 == 概要 == 大リーグ屈指の名門球団であり、20世紀初頭のジョン・マグロー監督時代の黄金期、ウィリー・メイズらが活躍した1950年代までにワールドシリーズ優勝を5回果たしている。サンフランシスコ移転後には2010年、2012年、2014年に優勝を達成。リーグ優勝通算23回、ワールドシリーズ進出20回はともにナショナルリーグ最多である。1993年から2007年まではバリー・ボンズが在籍し、通算、シーズン双方の本塁打記録を更新している。 同地区の強豪であるドジャースとは宿敵といえる関係で、前身のニューヨーク時代から現在に至るまで激しい優勝争いを繰り広げている。1958年に共に西海岸に移転してからは、ドジャースは1988年までにワールドシリーズを5度制覇しながらその後は25年以上リーグ優勝すらない状態が続いているのに対し、ジャイアンツは西海岸移転前から半世紀以上ワールドシリーズ制覇から遠ざかっていたが、2010年代に入ってからは3度ワールドシリーズ制覇を達成している。両チームの対戦はメジャー屈指の人気カードで、いつも満員御礼となる。本拠地のAT&Tパークではジャイアンツファンによる“BEAT LA”(ロサンゼルスを叩け!)の合唱がいつも聞かれる。 日本人初のメジャーリーガーである村上雅則が在籍したことで知られ、2002年には新庄剛志が在籍し、日本人初のワールドシリーズ出場を果たしている。他には日系3世のアトリー・ハマカー、日系4世のトラビス・イシカワ、日本人ハーフで沖縄県出身のデイブ・ロバーツらが所属していた。 NPBの読売ジャイアンツはこのチームから名前とユニフォームを採用している。1935年に前身である大日本東京野球倶楽部がアメリカに遠征した際、対戦チームの監督だったフランク・オドールから、ニックネームがあったほうが良いと提案され、強豪チームだったジャイアンツの愛称を取り、「東京ジャイアンツ」と名乗ったのが由来である。 本拠地であるAT&Tパークは、2000年の開場以来3度も名前を変えているが、これはネーミングライツを持つAT&Tが買収、合併のたびに企業名を変更しているためである(パシフィック・ベル→SBC→AT&T)。 2005年にはメジャーリーグ球団として最初の『10000勝』に到達している(2015年シーズン終了時点で10864勝9340敗)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サンフランシスコ・ジャイアンツ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 San Francisco Giants 」があります。 スポンサード リンク
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