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スィーツ(笑) : ミニ英和和英辞書
スィーツ(笑)[わらい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スィーツ(笑) ( リダイレクト:スイーツ(笑) ) : ウィキペディア日本語版
スイーツ(笑)[すいーつかっこわらい]

スイーツ(笑)(スイーツかっこわらい)とは、菓子デザートなどの甘味を「スイーツ」と勿体ぶって呼称するような日本人女性のことを意味する〔
〕日本のインターネットスラング。通常は揶揄皮肉の意味を込めて使われる〔〔。スィーツ(笑)、あるいは単にスイーツと称する場合もある。また、そのような人物の思考形態を指してスイーツ脳と称することもある。このスラングはネット流行語大賞2007において、銀賞を獲得している。
==概要==
このスラングが生まれた当時、日本マスメディアの発する女性向けグルメ特集では、洋菓子和菓子果物などの甘味全般を英語の「スイーツ」という単語に言い換えることが盛んに行われており〔、和菓子を「和スイーツ」と言い換える造語なども登場した〔。〕。このような商品に新たなイメージを付与するための言い換えやキャッチコピーによって消費を煽ることは〔、商売上の理由からしばしば行われるものだが、こうした雑誌やテレビ番組によって仕掛けられた言葉に踊らされ〔、そのような流行を追うことをお洒落なものとして享受しているような日本人女性たちが、決まって「デザート」を「スイーツ」と言い換えて呼んでいるような現象を男性側がからかい〔、皮肉の意味で「(笑)」〔をつけて呼んだことが、このスラングの由来であると言われている〔〔。
あくまで俗語の類であり厳密な定義はなく、このスラングを用いる者や受け取る者の解釈や文脈、その時の気分によって意味や微妙なニュアンスが異なる場合もあるが、報道媒体などで紹介される場合には、以下の意味の単語であり、軽いからかいや冷笑〔、冷やかし〔、蔑み〔、あるいは馬鹿にするような〔意味を込めたスラングであるとされる。

*“(雑誌の)コピーを鵜呑みにし、メディアに躍らされている女性たち〔”
*“ケーキやお菓子といえばいいのに、あえてオシャレな感じを装ってそれらを「スイーツ」とよぶ女性たち”
*“女性誌に出てくることばを実践する女性”
*“雑誌やテレビ番組が仕掛ける流行を追うことがオシャレだと思いこんでいる女性〔”
*“テレビや雑誌などの流行に影響されやすい若い女性”

このスラングはネット流行語大賞2007において銀賞に選ばれ〔、その後2009年に発表されたアイシェアの調査でも高い認知度を証明するなど〔
〕、ネットでは広く浸透した表現となった(詳細は#反響を参照)。このような反響の大きさの分析として、日本経済新聞は2008年1月19日の夕刊に掲載されたコラムで「スイーツ(笑)」を紹介した際、かつてアニメゲームに熱中する男性がマスメディアから「おたく」のレッテルを貼られて冷遇されてきた経緯と、若い女性たちが「メディアのお得意様」という特権的な地位にあることを比較した上で、このスラングを「そんな状況にいらだつ男性が放った辛らつなカウンターパンチ」であるという解釈を掲載している〔。
この表現が流行した当時には「スイーツ」に限らず、「自分へのご褒美」や「ホットヨガ」といった、同様に女性が使いそうな単語やキャッチコピーに対して逐次的に「(笑)」をつけて揶揄の対象とするような用例も流行した〔。一方、こうした風潮に対して、サンケイ・エクスプレス誌は2007年12月10日付の紙面で、「スイーツ(笑)」というスラングに込められた揶揄に対して一定の理解を示しつつも、「言葉を狩って均質化してしまっては、多様でユニークな文化は生まれてこない」という批判も加えている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スイーツ(笑)」の詳細全文を読む




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