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スオミ KP/-26とは、フィンランドで開発された短機関銃である。 “KP”とはフィンランド語で短機関銃を意味する“Konepistooli”の略称であり、スオミ(Suomi)とはフィンランドを指す言葉である。 == 開発経緯 == 1926年、アイモ・ラハティが、スオミ KP/-22を経て開発したフィンランド軍初の制式量産短機関銃であり、木製ストックに円筒形レシーバーと穴空きバレル・ジャケットを備えていた。 コッキング・ハンドルとボルトが別になっているため射撃の反動を軽減し、エアバッファー(ボルトが後退時にピストンのように内部の空気を圧縮する構造)により、多数の小穴が空いた後部レシーバーキャップを回転させ空気の排出量を調整すれば、発射速度を変更することが出来た。また、銃身の交換も容易だった。 しかし、大きくカーブしたバナナ型弾倉は、送弾不良(ジャム)をよく起こした。試験的に7.62mmX25弾(7.63mmモーゼル弾)を使用するものも製作された。 1930年、使用弾薬を9mmパラベラム弾、弾倉をバナナ型からドラム型に変更するなどの改良をしたスオミ KP/-31が開発された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スオミ KP/-26」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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