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スカイラブ計画(Project Skylab, 計画番号 SA-513, SA-206, SA-207, SA-208)は、アポロ計画に用いられたサターンV型ロケット・サターンIB型ロケットを利用した宇宙ステーション計画である。アメリカ合衆国が初めて建設した宇宙ステーションで、人間が滞在するものとしては世界で2番目になる(世界初は旧ソ連のサリュート1号)。地球軌道上を1973 - 1979年まで周回し、1973 - 1974年にかけて都合3回、9人の宇宙飛行士が滞在した。微少重力の影響を実験するための装置や、太陽観測のための展望台 (Apollo Telescope Mount) を備えていた。Skylab の名称は NASA の公募によってつけられた。''lab'' は laboratory(実験室)の略。 == 概要 == スカイラブ1号はサターンV型ロケットの第3段の内部に居住空間をつくることで、地球軌道上を周回する宇宙ステーションに改造したものである。1973年5月14日に無人で打ち上げられた。 スカイラブ1号の構造は大まかに、 * 軌道作業モジュール - サターンVの第3段を改修 * エアロックモジュール - 中間部 * 多目的ドッキングモジュール - 先端部 の3箇所からなり、多目的ドッキングモジュールには宇宙望遠鏡が取り付けられている。乗員はスカイラブ2号 - 4号で運ばれ、多目的ドッキングモジュールの先端(写真の向こう側)から月着陸船と同じ要領でドッキングし、スカイラブ1号内部へ乗り込む。 本来であれば軌道作業モジュールの左右それぞれに太陽電池パネルを展開する予定であったが、打ち上げ時に予想外の空気抵抗が発生したため、片側の太陽電池パネルと隕石防護パネル・熱遮蔽シールドが脱落するトラブルが発生。そのためにスカイラブ2号到着時点でモジュール内の生存環境は十分整っておらず(到着時点での機内温度は50度以上)、船外活動による機体補修後に運用を始めた。軌道作業モジュールの四角い熱遮蔽シートは、補修の際に取り付けられた。補修はその後のミッションでも行われている。 宇宙ステーションとしてのスカイラブは1台(スカイラブ1号)しかない。スカイラブ2号 - 4号は、アポロ計画の司令船・機械船を転用したスカイラブ1号への乗員往復船につけられた名称である。それぞれ3名が司令船に搭乗し、サターンIB型ロケットで打ち上げられ、無人のスカイラブ1号へドッキングする仕組みであった。滞在後は乗員が再び司令船に乗り移り、帰還した。ミッション内容として * 地球・太陽の観測 * 無重力空間における生理現象の研究 * 無重力下での半導体・金属結晶の生成 * 生物・微生物の行動観察 といった科学的実験などが行われた。中でも太陽活動の観測と「宇宙グモ」は有名である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スカイラブ計画」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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