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ドラゴンボールの道具(ドラゴンボールのどうぐ)では、鳥山明原作の漫画・アニメ『ドラゴンボール』に登場した、道具について列挙し、詳細に解説する。 == 天界の道具 == ; ドラゴンボール : 本作のキーアイテムである7個で一組の玉。7個揃えて呪文を唱えると神龍が現れて願いを叶えてくれる。 : ; 如意棒 : 悟空が持つ、伸縮自在の棒。本来はカリン塔と神の神殿とをつなぐための道具であった。どれほど伸びるのかは定かではないが、少なくとも地球と月の間の距離〔現実と同じなら約38万km。単行本9巻のおまけコーナーで鳥山明は「少なくてもそれくらいは伸びることになるね」と語っている。〕までは伸びる描写がある。 : ; 筋斗雲 : 悟空が亀仙人やカリン様からもらった、意思を持つ神聖な雲。以前は至る所に沢山あったらしいが、清い心を持っているものしか乗れないため、殆ど見かけなくなった。元は巨大な雲塊であり、悟空が乗っているのは、その切れ端。飛べる高さはカリン塔が限界。銃などで吹き飛ばされると一時的に消えるが、呼べばまた現れる。ただし、魔族に破壊された場合は完全に消滅してしまう。作中ではシルバー大佐に破壊された際は問題なく再登場したが、タンバリンに破壊された場合は戻ってこなかった。 : ; 芭蕉扇 : 一扇ぎで大風を起こし、二扇ぎで乱雲を呼び、三扇ぎで豪雨を降らせる団扇で、かつて亀仙人が持っていた道具。しかし、鍋敷きに使ったところ、ワンタンの汁がこぼれて汚くなったために捨ててしまった。アニメでは後のエピソードにも登場しており、歯っ欠け婆さんが海岸に落ちていたのを拾って家のチリトリに使われていたのをチチが発見する。アニメではもともと八卦炉に火をおこすための団扇であるため、牛魔王の城の炎に使用すると消えるどころか逆に燃えさかる一方だった。 ; 仙豆 : カリン様が栽培する豆で、食べれば体力や負傷を一瞬で回復することができる。また栄養値も高く、一粒食べれば十日は何も食べなくてもお腹が減らない。 ; 超聖水 : カリン塔を自力で登りきったものに与えられる己の力を何倍にもする仙人の水という伝承だったが、実はただの水。力が何倍にもなるというのは、カリン塔を預かるカリン様との超聖水争奪戦により自然に養われる修行の成果のことだった。 ; 超神水 : 体の中に隠れ持っている潜在能力を引き出すことができる水。ただし、非常に強い毒性を持っており、強い生命力、精神力を持っていないと死んでしまう。作中ではヤジロベーが一滴ほど指先に付けて舐めたが、それだけで死にかけ吐き出してしまうほどである。悟空以外にも14人の人間が飲んだが、悟空以外で生き残った者はいない。またカリン様本人も挑戦したが、武術を極めたカリン様でさえ途中で吐き出してしまったらしい。悟空は一晩近く苦しみ抜いた末に効力を得ることができた。 : 原作ではカリン塔に保管されていたが、テレビアニメ版では、カリン塔の部屋の端っこにある不思議な瓶から通じている、遠いこの世の北の果てにある恐ろしい氷の洞窟を抜けた、もっと奥深くの暗い洞窟の奥にあり、吹雪男から生き延びて、洞窟を支配するヤミの試練を乗り越えた者だけが飲むことができる。 ; 超神水(アニメオリジナル) : こちらは神様の神殿にあるもので、アニメ『ドラゴンボールZ』のガーリックJr.の話で登場。古今東西あらゆる世界にある毒物を浄化できる。アクアミスト事件では24時間以内にアクアミストを解毒する必要があったので、世界中の気流が集まる天界の底の穴から霧状にして地球上に散布した。また、『ドラゴンボールGT』のベビー編では、キビト神がトランクスたちに寄生した卵を取り除くために使用した。 ; 重い修業着 : 悟空やピッコロが修業のために着用した重い衣服。服を脱ぐことで戦闘力がアップする。神様が悟空に用意したものは道着、リストバンド、靴を含め合わせて100kg以上の重さだった。 ; 魔法の絨毯 : ミスター・ポポがブルマをユンザビット高地に連れて行ったときに使用した中近東風の絨毯。空中を自由に飛行することができ、目的地に瞬間移動する能力も備えており、地球上ならどの場所にも行ける〔渡辺彰則編 「乗り物の章」『ドラゴンボール大全集 4巻』集英社、1995年10月9日、ISBN 4-08-782754-2、128 - 144頁。〕。 ; ゼットソード : 界王神界に伝わる伝説の剣。引き抜いた者に凄まじいパワーを与えると言い伝えられている。悟空や悟飯ですら振り回すことはおろか持つことすら苦労する程の重さであるために、歴代の界王神の誰もが抜くことができなかった。実際のところは15代前の界王神が破壊神ビルスによって〔「鳥山明先生 魔人ブウ編(秘)一問一答!」『最強ジャンプ』2014年6月号、集英社、10頁。〕〔アニメ『ドラゴンボール超』より。〕ゼットソードに封印されており、引き抜いた者に絶大なパワーを与えるというのは、十五代前の界王神による潜在能力の解放である。 : 超サイヤ人になった悟飯が引き抜き、後に折れたことによって十五代前の界王神が復活した。普通の岩なら切れるが、宇宙一の硬度を誇るカッチン鋼では逆に折れた。 : 未来から来たトランクスのその後を舞台としたゲーム『ドラゴンボールZ 真武道会2』にも登場し、初めはゼットソードの秘密を知っていた悟飯が引き抜こうとしたが引き抜くことはできず、その次元(未来)の悟飯が引き抜くことに成功し大界王神の潜在能力開放の儀式を受けることになった。 ; ポタラ : 界王神界の人間だけがつけているイヤリング。一人の右耳と、もう一人の左耳につけるとフュージョンのモーションをとらなくても合体できる。ただしフュージョンとは違い、永遠に合体してしまい元に戻ることはない。また一生に1回しか合体できない。 : 原作では、キビトと界王神、悟空とベジータがこの方法で合体した〔悟空のイメージ内とゲームでは、悟空とミスター・サタンが合体した姿が登場している。〕。過去には15代前界王神と魔法使いのクソババアも合体した。ただし悟空とベジータはブウの体内でバリヤーを解除した際に2人に分裂した。 : 15代前界王神によればフュージョンより効果が上のため、古来からの界王神の切り札であったが、現在の界王神にはその効力が伝えられていなかった。 ; スピリッツロンダリング装置 : 劇場版『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で登場。あの世で使われている、地獄行きになった魂たちの悪い心を洗うための装置。洗った悪い心は専用のタンクに蓄積されるため、定期的に交換しなければならない。作中では、係員がサボってタンクの交換を怠ったために爆発し、流出した悪の気を浴びてしまい、ジャネンバが誕生した。 ; 重たいスーツ : アニメ『ドラゴンボール超』に登場。ウイスが悟空とベジータの修行のために用意したスーツ。ブルマが作った最新式トレーニングルームの人工重力より負荷が高い。『Vジャンプ』連載の漫画版では、悟空とベジータが変身禁止の勝負で超サイヤ人ゴッド超サイヤ人になったため、罰として着させられた。 ; ウイスのキューブ : アニメ『ドラゴンボール超』に登場。ウイスが用意した、宇宙空間を移動でき一度に大勢を運べる特殊なキューブ。透明であり、壁をすり抜けて出入りすることができる。上部には乗員のために大気を作ったり排気したりするための装置が付いている。作中には登場しないがヴァドスも同じものを所持している〔『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、ISBN 978-4087925050、151頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンボールの道具」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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