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『ファイナルファンタジーIX』(ファイナルファンタジーナイン、FINAL FANTASY IX、略称:FFIX、FF9)は2000年7月7日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたコンピュータRPG。ファイナルファンタジーシリーズのメインシリーズ9作目に当たる。 スピンオフ的な内容だが、シリーズで初めて『テトラマスターFrom FINALFANTASY IX』というナンバリングの続編が登場した(『FFXI』の同梱ソフト)。なお、シリーズの後作である『FFX』、『FFXI』と共に本作が発表されたイベント「スクウェア・ミレニアム」についても本項で詳述する(後節参照)。 == 概要 == PlayStation(以下PS)における最後の新作ファイナルファンタジーシリーズ(以下FFシリーズ)となった本作は、数々の賞を受けている。第5回日本ゲーム大賞において優秀賞、グラフィック賞、サウンド賞を、PlayStation Awardsにおいてユーザー大賞、グラフィック賞、サウンド賞、シナリオ賞、キャラクター賞を受賞した。また、2000年「ザ・プレイステーション・オブ・ザ・イヤー」において、第1位に輝いた。 本作におけるテーマは「原点回帰」と「生命讃歌」。タイトルロゴには「クリスタル」が描かれている。本作ではキャラクターの頭身が『FFVI』までのSDサイズに戻り、世界の根幹をなすクリスタルという概念の復活、『FFVI』、『FFVII』、『FFVIII』と続いたSF要素の強い世界観から児童文学のような世界観への転換のほか、メディアに対する情報においても大きな影響をもたらした。しかしシナリオに関しては児童文学のような世界観とは裏腹に哲学的でやや難解な内容となっている。過去のFFシリーズに登場したキャラクター、地名、音楽のメロディーが登場する。また『FFII』のエピソードが語られるシーンがある。バトル時のミュージックも『FFVII』以前まであった、イントロ部分(エンカウント→戦闘突入時)が復活し、勝利時のファンファーレも『FFVII』以前と同じように後半部分(イントロ以降)のメロディーも復活した。イメージアートに天野喜孝がフィーチャーされ、CGイラストや関連商品が総て劇中ムービーのスクリーンショットか設定画のコラージュで、専用の書き下ろしCGイラストは一切存在しない。 一時は『FFVII』、『FFVIII』と共にPlayStation 2(以下PS2)にリメイクするという話もあったが、中止されたとされている。しかし、多くのユーザーからの要望を受ける形でPlayStation 3・PlayStation Portableのゲームアーカイブスで提供することを和田社長自らビデオレターおよびTwitterで発表〔スクエニ、「ファイナルファンタジーIX」、「ゲームアーカイブス」で配信決定! 和田社長がTwitterでつぶやく ,GAME Watch,2010年4月2日〕、2010年5月20日より配信を開始した。全世界で15万DLを突破した『FFVII』と同等の購入者評価数を得ている。 2016年にスマートフォン&PCで販売することを発表〔【速報】ジタンやビビにまた会える! 『FFIX』がスマホ&PC版向けで近日配信決定 〕、同年2月10日よりiOS版とAndroid版の配信を開始した〔【速報】スクエニ、スマホ版『ファイナルファンタジーIX』を配信開始!! 2月21日まで20%オフの2,000円で販売 名作RPGの第9作目を体験しよう ,Social Game Info,2016年2月10日〕。追加要素としてゲームの達成状況に応じたアチーブメント機能、高速モードやエンカウント無しなどの設定が可能な7種類のブースト機能、オートセーブ機能を搭載、キャラクターやムービーの高解像度化が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイナルファンタジーIX」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Final Fantasy IX 」があります。 スポンサード リンク
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