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スクリッティ・ポリッティ (Scritti Politti) は1977年にイギリスで結成されたグリーン・ガートサイド (Green Gartside) を中心とした音楽ユニットの名称である。 ユニット名は政治的な文書、書簡の意。イタリアのマルクス主義の理論家アントニオ・グラムシの政治的著作のことを表しているという。 登場したばかりのYAMAHA DX7とゲートリバーブを全面的に楽曲制作に導入し、音響効果の徹底的な練り込みやシーケンサーを用いた緻密な音色の配置により、都会的なポップミュージックに洗練したキューピッド&サイケ'85を制作し、80年代の音楽シーンに大きな影響を与えた。音楽に込める精神性よりも楽曲を構成する音を重視して制作を行っている。 ==略歴== 1977年、ウェールズ出身リーズのアートスクール学生、グリーン・ガートサイドが、パンクのDIY精神に刺激を受け、同級生達とソロ・プロジェクト的ユニットを結成(Green/vocal, guitar、Tom/drums、Nial/bass、Simon/tape loops )。1982年、『ソングス・トゥ・リメンバー』でデビュー。グリーンの中性的なファルセットを活かしたソウルフルなヴォーカルで人気を博し、シングル「スウィーテスト・ガール」はスマッシュ・ヒットを記録。 『キューピッド&サイケ'85』をリリース、前作はアコースティック中心のアレンジだったが、本作ではメンバーも変わり、デジタル・シンセサイザー(YAMAHA DX7)やゲート・リバーブを多用した音楽を制作した。このアルバム自体のヒットと共に、楽曲における機材の使用方法が流行し、80年代の音楽の基盤となった。1988年に『プロヴィジョン』を発表した後しばらく沈黙を続けるが、1991年にB.E.F.と組んでビートルズのカヴァー曲「シーズ・ア・ウーマン」をシャバ・ランクスとのコラボレーションで発表、更にもう1枚のシングルを発表し、B.E.F.のアルバムに参加するなどの活動を行い、1999年には、前作から11年ぶりにアルバム『アノミー&ボノミー』をリリースして復活、活動を続ける。 2006年、新作『WHITE BREAD, BLACK BEER』をリリース。UKオルタナティブ・ロックに、ヒップホップ、R&Bなどのテイストを取り入れ、新たな方向性を打ち出す。また同年、日本公演を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スクリッティ・ポリッティ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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