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スクーンの石 : ミニ英和和英辞書
スクーンの石[すくーんのいし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

スクーンの石 : ウィキペディア日本語版
スクーンの石[すくーんのいし]

スクーンの石(スクーンのいし、、)は、代々のスコットランド王が、この石の上で戴冠式を挙げたとされる石。運命の石()と呼ばれることも多い。聖地パレスチナにあって聖ヤコブが頭に乗せたという伝承がある。重量は、およそ230kgある。
運命の石は、500年ごろ、によってアイルランドから持ち込まれた。ファーガスはキンタイア半島付近に上陸し、ダルリアダ王国を建国、ファーガス1世となった。以来この石は、スコットランド王家の守護石とされた。
846年ケネス1世オールバ王国の王を兼ねるようになると、運命の石もダルリアダ王国の首都ダンスタフニッジより新首都スクーン(現在のパース近郊)のに移された。これ以降、スクーンの石と呼ばれるようになる。
スクーンの石は、1296年エドワード1世によってイングランドに戦利品として奪い去られた。その後この石は木製の椅子にはめ込まれ、ウェストミンスター寺院に置かれることになった。その後、このは戴冠式に用いられるようになり、代々のイングランド王は、スコットランド王の象徴であるこの石を尻に敷いて即位することになる。
スクーンの石がイングランドに奪われたことは、スコットランドの人々にとってはイングランドへの敵対意識を高めることになり、1950年にはスコットランド民族主義者による盗難事件が発生している()。最終的に石は発見され回収されたが、犯人グループによる運搬中に、2つに割れてしまっていた。
1996年トニー・ブレア政権によりスクーンの石は700年ぶりにスコットランドに返還された。現在は、エディンバラ城に保管されている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スクーンの石」の詳細全文を読む




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