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パイオニア株式会社(Pioneer Corporation)は、東京都文京区に本社を置く、日本の電機メーカーである。 == 概要 == 創業者である松本望がアメリカ製のダイナミックスピーカーを聴き「自分の手でも作りたい」と、1937年(昭和12年)に日本国産初のダイナミックスピーカー(「A-8」型〔パイオニアほっとコラム「パイオニアはじめて物語」 - パイオニア(2011年7月2日閲覧)〕)を自身の手で開発したことより始まった。「パイオニア」とは、そのスピーカーの商標であった。翌年、福音商会電機製作所を設立し、販売を開始した。なお松本は後に印刷会社も興し、この会社は「フクイン(旧称・福音印刷)」としてパイオニア製品の取扱説明書やカタログの印刷を担当している〔フクインのあゆみ フクイン株式会社〕。1961年(昭和36年)には商標であったパイオニアを社名とした。その後、世界初のセパレート型ステレオを発売し、オーディオブーム全盛の頃には山水電気(2014年7月に破産)、トリオ(現・JVCケンウッド)と並びオーディオ御三家(俗にいうサン・トリ・パイ)と呼ばれており、特にオーディオファンからはスピーカーのパイオニアで親しまれた〔パイオニア、オーディオ王者の没落 自ら成長の道閉ざし巨額負債、カーエレ注力も周回遅れ ビジネスジャーナル、2014年12月12日〕。 ホームオーディオを含むホームAV事業は、2013年7月から2015年2月までは完全子会社のパイオニアホームエレクトロニクス株式会社が取り扱っていたが、同社の全株式はオンキヨーに譲渡され、2015年3月よりオンキヨーの完全子会社のオンキヨー&パイオニアに移管した。なお、事業移管後もパイオニアのブランドはこれまで通り維持される。 ソニー、パナソニック、日立製作所、東芝などと比べると規模は小さいが、自社の得意分野への選択と集中を早くから進めており、個々の事業においては技術力とブランド力を持つ。また、カーナビやカーオーディオについては他社へOEM供給も行なっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パイオニア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pioneer Corporation 」があります。 スポンサード リンク
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