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『ファイナルファンタジーVIII』(ファイナルファンタジーエイト、FINAL FANTASY VIII、略称:FFVIII、FF8)は、1999年2月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPG。ファイナルファンタジーシリーズのメインシリーズ8作目に当たる。 日本での販売数は約369万本。PlayStationソフトとして販売本数第2位である〔1位は『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の約412万本。〕。2009年9月24日よりゲームアーカイブス(PlayStation Store内)でも配信されている。 == 概要 == タイトルロゴには本作品の主人公スコールとヒロインのリノアが描かれている(デザイン:天野喜孝)。 『ファイナルファンタジーVII』が初のPS版作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた。本作では、独特なキャラクターカスタマイズシステムやPS史に残る美麗なムービー、シリーズ初の生オーケストラ起用〔ゲーム本編用として。OP及びEDで使用。〕、そして同様にシリーズ初の主題歌『Eyes On Me』〔当然ながらストリーム音源である。EDテーマの中盤にも使用されている〕をかかげ発売された。主題歌は洋楽チャート2週連続首位を獲得するなど、ゲーム以外の分野でも「ファイナルファンタジー」の名を知らしめ、その後のシリーズに強く影響を与えた作品でもある。第4回日本ゲーム大賞 優秀賞を受賞。 発売前や発売直後はTVでもよく取り挙げられ、社員がリポーターの前でプレイしてみせる等のかつてないプロモーション量で、TVやラジオ番組などで活躍する芸能人の間でもよく話題になっていた。また洋画『チャーリーズ・エンジェル』にも本作品が僅かに登場している。 FF7でも一部場面で導入されていたが、プレイヤーキャラクターが本格的にムービーパートでも移動することが出来るようになり、ムービーパートとリアルタイムCGとの自然な繋がりを実現している。さらに、ムービー中の物体の裏側を歩くことが出来るようになり、場面の臨場感を飛躍的に高めている。 本作では、メインシナリオの他にサブシナリオ・イベントが多数設定されており、これらを巡るザッピング要素も盛り込まれている。様々な背景を知るメタファーも多く、これらを読むとくのも本作の醍醐味となっている。 前作と比べるとキャラクターがリアルタッチになっている。理由は野村いわく「FFVIIIはあまりゲームをしない人にも興味を持って欲しいと思ったんで、リアルな画風にしました。リアルであるほうがゲームをあまりしない人も手にしやすいと思ったんです」とのこと〔『週刊ファミ通3/19号増刊 ファイナルファンタジーVIII』p.7〕。また「リアルを追求していくと結局は実写風になってしまうんですが、そこはゲームなんで部分的にはデフォルメしています」とのこと〔。 ゲーム機以外には1999年10月3日に、PS版に存在した幾つかのバグが修正されているWindows(95/98)版が、2014年5月8日にはコレをWindows Vista以降に対応させたバージョンが『ファイナルファンタジーVIII for PC』というタイトルでダウンロード専売される(詳細については本項移植版の節を参照のこと)。 2014年9月18日よりクラウドゲームとしてひかりTVゲームから『ファイナルファンタジーVIII for ひかりTV』というタイトルが配信されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイナルファンタジーVIII」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Final Fantasy VIII 」があります。 スポンサード リンク
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