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スジグロカバマダラ
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スジグロカバマダラ
スジグロカバマダラ(筋黒樺斑、学名:''Salatura genutia'')は、チョウ目・タテハチョウ科マダラチョウ亜科に属するチョウの一種。
== 特徴 == オレンジ色の鮮やかな蝶。カバマダラに似るが、本種はオレンジ部分にかかる翅脈が黒く太くなることで容易に識別できる。雄は後翅裏中央の翅脈上に黒く丸い模様がある(性標)。体内に毒を保有しておりその危険性を知らせるためか非常にゆるやかに飛翔する。花に来ることが多く、タチアワユキセンダングサなどで吸蜜しているのを観察できる。疎林や草原などでよく見られ、密林や市街地にはいない。 幼虫はリュウキュウガシワ(ガガイモ科)を食草とする。卵は葉の裏や花に1つずつ産みつけられる。幼虫時に体内に蓄積した有毒成分を成虫になってもなお持ち続け、鳥などの捕食者に同種が食われるのを防いでいるとされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スジグロカバマダラ」の詳細全文を読む
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