|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ テン : [てん] 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テンプター (''Tempter'') とは、スズキが製造販売していたオートバイの車種である。正式表記はST400V、国土交通省における認可型式はNK43A、原動機型式はK409となる〔メーカー公式の区分としては「営業機種記号」がST400V、「通称名」がテンプター、「車名および型式」がスズキNK43Aとなる。〕〔サービスガイド「ST400V (NK43A)」初版〕。 == 概要 == テンプターは1997年に発売された。絶大な人気を誇るヤマハ発動機のSR400に対抗するトラデショナルな車両として位置付けられ、車体デザインはヨーロピアンスタイル、特に英国製のビンテージバイクをイメージしている。 搭載されたエンジンは、同社のクルーザー(アメリカン)モデルであるサベージ400のものをベースにカムプロフィールと排気側ロッカーアームを変更して若干高回転寄りにした排気量396ccの空冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒である。 その直立したシリンダーとノートンの「フェザーベッドフレーム」に似た独特のフレームワークがクラシカルな雰囲気を生み出している。始動方式はセルスタートのみ。 車体の多くは新設計で、ブレーキは前後ともドラムだが、前輪側はGT750にも用いられていたダブルパネルツーリーディングという構造を復活させた(ただし復刻ではなく新規鋳型となっている)。これらのブレーキをH型リムと組み合わせたスポークホイールも、クラシカルな外観に一役買っている。 2000年にはライン入りの新タイプの外装が追加されたものの、同年が最後のラインナップとなった〔SUZUKI MOTORCYCLES:MOTORCYCLE CATALOG - 4CYCLE SINGLE (2000年5月10日時点のアーカイブ)〕。 なお「テンプター」のサブネームは、1980年代前半にスズキが生産していたGR650でも使われた名称である。英語の "Temper" は「誘惑者」を意味する語であり、「魅惑的なオートバイ」をイメージして命名された〔スズキ株式会社 - スズキ二輪車 - 車名の由来 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スズキ・テンプター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|