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スズキ・ハスラー : ミニ英和和英辞書
スズキ・ハスラー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スズキ・ハスラー : ウィキペディア日本語版
スズキ・ハスラー[ちょうおん]

ハスラーHUSTLER)は、スズキが生産・販売するクロスオーバーSUVタイプの軽乗用車である。
== 概要 ==
軽トールワゴンSUVの双方の要素を融合させた新ジャンルの軽自動車で、アウトドアスポーツといったレジャーを好むユーザー、あるいはわだち道といった起伏のある路面を走行する機会が多いユーザーを想定した、「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発され〔、クロスカントリー4WDのジムニーとの棲み分けを図っている。
誕生のきっかけとなったのは、ユーザーの声であった。かつてスズキには、大径タイヤを履き、地上高を高くした、セダンとSUVのクロスオーバーである「Kei」が存在したが、後継モデルがなく2009年平成21年)に生産終了していた。その後スズキの鈴木修会長が会食の席で、Keiの生産終了を惜しむ声を聞き、軽クロスオーバーの需要があると判断して開発を進めたモデルがこの「ハスラー」である。
5代目ワゴンRと共通のプラットフォームを用い、Aピラーを立ててルーフの長さと幅をとることでゆとりのある頭上空間を確保し、体感的にも視覚的にも軽ワゴン車と同等の室内空間を持たせる一方、軽乗用車としては大きめの15インチホイール〔タイヤサイズは165/60R15で、いたずらに外径が大きくなることを回避している。ワゴンRなどに設定のある145/80R13の直径約560 mmに対し、ハスラーでは約580 mmで、車軸中心では約10 mmの上昇となる。〕を用い、サスペンションストロークの変更を行うことで最低地上高は180 mm(2WD車の場合。4WD車ではリアデフ下の175 mm)を確保。さらに、アプローチアングルを28°、デパーチャーアングルを46°とすることで起伏のある路面でのパンパー接地を低減〔ランプブレークオーバーアングルは公表されていない。〕。フロントスタビライザーを全車に採用し、ショックアブソーバーの減衰力をチューニングしたことで安定感のあるハンドリングとSUVらしい重厚な乗り心地を確保している。なお、大径ホイールを採用しているにもかかわらず、最小回転半径は4.6 mとしており小回り性にも優れる。
外観はヘッドランプ周囲をメッキガーニッシュで装飾し、黒のバンパーにシルバー塗装のバンパーガーニッシュを採用〔特別仕様車のJスタイルではバンパーガーニッシュが白となる。〕。さらに、フェンダーアーチモールとサイドスプラッシュガードも黒で統一することで力強さを表現している。内装はカラーパネルをパイプでつなげたインパネを採用し、ドアトリムにもカラーパネルを採用。カラーパネルはボディカラーにより異なり、「パッションオレンジ / ホワイト2トーンルーフ」設定時は「パッションオレンジ」、その他のボディカラーの場合は「ピュアホワイト」となる。このカラーパネルは植物由来のイソソルバイド(バイオエンジニアリングプラスチックの一種)を原料とした三菱化学の高機能透明樹脂「DURABIO(デュラビオ)」が用いられており、樹脂に顔料を直接配合することにより発色が可能なことから、塗装によるVOC(揮発性有機化合物)の低減と高い質感を両立している。シートは黒を基調にボディカラーによって異なる4色のシートパイピング(「A」はパイピングなし)を採用している。ボディカラーは通常のモノトーン色5色に加え、「A」を除く全グレードで設定できる「ホワイト2トーンルーフ」・「ブラック2トーンルーフ」各3色を加えた全11パターンが用意され、「ホワイト2トーンルーフ」に関してはすべて新色である(パッションオレンジ、サマーブルーメタリック、キャンディピンクメタリック)。
販売店アクセサリーの純正カーナビゲーションには、スペーシア/スペーシアカスタムに引き続き、スズキでは2車種目となるワイドDINサイズ(幅200 mm)のワイドナビ4機種が設定され〔スペーシア、8代目アルト6代目エブリイ、3代目エブリイワゴン、3代目アルトラパン同様、メモリーナビはクラリオン製、パナソニック製、パイオニア製が各1機種ずつ。HDDナビはパイオニア製が1機種。〕、市販のワイドDINサイズカーナビゲーションも、インパネのオーディオガーニッシュを販売店アクセサリーのオーディオ交換ガーニッシュ(ワイドDIN対応)に変えることで装着可能となっている。
主催団体によって異なる車種が選出されることが多いカー・オブ・ザ・イヤーにおいては、RJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)と日本自動車殿堂の2団体で受賞したほか、オートカラーアウォードでは「ホワイト2トーンルーフ仕様車」の3色すべてが軽自動車初のグランプリを受賞。さらに、2014年から新設されたYahoo!検索大賞では2014・クルマ部門を受賞するなど、発売初年から多くの賞を受賞した。また、販売台数においても発売初年で10万4233台(全国軽自動車協会連合会発表の軽四輪車新車販売台数速報より)となり、スズキが8年ぶりに軽自動車年間販売台数No.1の座を奪還する大きな要因となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スズキ・ハスラー」の詳細全文を読む




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