|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 沖 : [おき] 【名詞】 1. open sea ・ 沖縄 : [おきなわ] 【名詞】 1. Okinawa (one of the Japanese Ryukyu islands) ・ 縄 : [なわ] 【名詞】 1. rope 2. hemp
株式会社スズケン沖縄(スズケンおきなわ)は、沖縄県那覇市松川に本社を置く医薬品・医療機器をとり扱う企業であった。 医科向医薬品80%・家庭用医薬品20%の販売構成であった。県下の薬局薬店約500店。病院医院200軒を客先としていた。 == 概要 == * 沖縄県の主として医科向医薬品卸業は、昭和10年頃は「南陽薬品株式会社」(代表取締役・金城保吉)、「沖縄薬品貿易株式会社」(代表取締役・宮城普喜)、那覇薬品株式会社(代表取締役・尾花仲次)の3社で一般用医薬品卸業は、「我喜屋本店」・「野村広貫堂」・「宇地原薬店」などがあった。 * 昭和15年、戦時体制に入り「沖縄県医薬品衛生材料配給統制株式会社」設立し、代表取締役に「南陽薬品株式会社」の金城保吉が就任する。代表取締役専務には野村安次(野村広貫堂・代表取締役)が就任。終戦後沖縄本島はアメリカに併合される、25年まで民間企業の業務再開は許されなかった。昭和26年、医薬品の取り扱いが民間に移行した時点で、アメリカ本土となった沖縄は、日本本土の医薬品卸業社は違って日本の企業からの輸入はもちろんアメリカ企業からの直接輸入も許可される(現在も日本国内の医薬品卸業社は、日本国内に代理店がない他国の製薬企業との直接取引は許されない) * 戦後「光南薬品株式会社」「琉球薬品株式会社」「琉薬販売株式会社」「合資会社アメリカン・ドラッグ・カンパニーリカルド・エム・スンガー」「生盛堂薬局」「第一薬局」「上原薬品商会」「仲座薬局」「平岡薬局」「吉田薬局」「厚和薬局」「丸善製薬研究所」「丸生薬局」「開南薬局」「ヒガ薬局」「中央薬品合資会社」「沖縄新薬」「北薬品」「沖縄畜産薬品」「三和薬品」「合名会社川田厚生堂」「長嶺薬局」「富原薬局」「オリオン薬品株式会社」「マキノ薬品」などが輸入商として加盟している。 * 昭和41年1月28日 医薬品の輸入販売業者19社により「沖縄薬業輸入協会」設立し会長に前原信明・副会長に長嶺義仁を選出。 * 「沖縄薬業輸入協会」は琉球政府に協力し、会員相互の親密を保ち、優良な医薬品の輸入を計り以て住民の福祉衛生の向上に寄与する目的で設立されたものであった。日本医薬品卸連合会に準会員として加盟していた。昭和47年5月15日本土復帰に伴い、他府県同様正会員となる。 * 昭和52年4月の加盟企業は「沖縄全薬販売株式会社」「オキチク商亊株式会社」「沖縄明治製薬株式会社」「沖縄薬品株式会社」「共立薬品株式会社」「コーヨー薬品株式会社」「株式会社スズケン沖縄」「有限会社大和薬品」「中山薬品」「はと薬品株式会社」「山善薬品株式会社」「株式会社流薬」「若松薬品」「合資会社サミット商事」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スズケン沖縄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|