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スタッガーウィング : ミニ英和和英辞書
スタッガーウィング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スタッガーウィング ( リダイレクト:ビーチクラフト スタッガーウィング ) : ウィキペディア日本語版
ビーチクラフト スタッガーウィング[ちょうおん]

ビーチクラフト モデル17 スタッガーウィング (Beechcraft Model 17 Staggerwing) は、アメリカ合衆国民間機で、ビーチクラフトが製作した最初の機体である。複葉機で、2枚の主翼のうち上翼が下翼より後ろにある負の食い違いを持つことを特徴としている。1932年11月4日に初飛行した。420馬力エンジン搭載のモデル17Rは326km/hの最高速度を記録し、当時の戦闘機並みの性能を示した。軍用としてもUC-43 トラベラー(UC-43 Traveler)の名称で小型連絡機として使用された。
== 概要 ==
クライド・セスナらとトラベルエアを設立したウオルター・ビーチが、トラベルエアをやめて1932年4月に自らの会社を設立し製作した機体である。トラベルエアでの最終作が16型なので、第1作を17と命名した。複葉機で木金混合構造であるが、空気抵抗の少ない設計が高性能を生んだ。
一般に、複葉機の形状で上翼と下翼の前後位置をずらす場合(スタッガーと呼ぶ)、上翼を前に出すのが普通である。なぜなら、翼の上下を比較すると、上側を通る気流の乱れの方が大きく、また下翼によって乱された気流の中に上翼を置かない方がいいからである。しかし、本機はそれを敢えて逆に配置している。そのため、特に着陸時の迎え角が大きい時など、負の食い違いをつけた機体は不安定になることが予測され、本機も初期の機体は離着陸が難しかったという。その代わりに得られたものは操縦席からの上方の視界であり、構造的な強度にも寄与した。さらにこの配置でかえって高性能を発揮したことで本機の知名度は上がり、ビーチ社は(特に地上における)操縦性の簡易化に重点を置き改良を進めていった。こうして本機は1948年までに785機が生産され、ビーチ社の初期における成功の鍵とも言うべき機体となったのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビーチクラフト スタッガーウィング」の詳細全文を読む




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