翻訳と辞書
Words near each other
・ スタニスラフ・スミルノフ
・ スタニスラフ・チェチェク
・ スタニスラフ・チェルチェソフ
・ スタニスラフ・チムチェンコ
・ スタニスラフ・ティムチェンコ
・ スタニスラフ・ティリッヒ
・ スタニスラフ・ディネイキン
・ スタニスラフ・デイネキン
・ スタニスラフ・ネイガウス
・ スタニスラフ・ネドコフ
スタニスラフ・ブーニン
・ スタニスラフ・ペトロフ
・ スタニスラフ・ペルツォフ
・ スタニスラフ・ポプラフスキー
・ スタニスラフ・マクラ
・ スタニスラフ・マノレフ
・ スタニスラフ・メッシング
・ スタニスラフ・メドベデンコ
・ スタニスラフ・モロゾフ
・ スタニスラフ・レオノビッチ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

スタニスラフ・ブーニン : ミニ英和和英辞書
スタニスラフ・ブーニン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スタニスラフ・ブーニン : ウィキペディア日本語版
スタニスラフ・ブーニン[ちょうおん]

スタニスラフ・スタニスラヴォヴィチ・ブーニン (, Stanislav Stanislavovich Bunin:1966年9月25日-)はロシアピアニスト。祖父はゲンリフ・ネイガウス、父はスタニスラフ・ネイガウス
日本では最も有名な外国人ピアニストの一人。ピアノコンクールとして非常に高い権威を誇るショパン国際ピアノコンクール(開催地:ワルシャワ)の第11回大会(1985年10月1日~21日)にてわずか19歳の若さで圧倒的な優勝を勝ち取った。この様子をNHK日本放送協会)が特集番組〔NHK特集-ショパンコンクール 若き挑戦者たちの20日間 〕にて放送したことが発端となり、日本においても「ブーニン・フィーバー」などと呼ばれる現象が巻き起こり、クラシック音楽ファンの裾野を広げるきっかけとなった。ブーニンの演奏解釈は、専門家の間においてはどちらかというと異端的と評され、ピアノ界においては主流のものとはみなされなかったが、非常にメリハリの利いたキレの有る彼の演奏は、これまでクラシック音楽に疎遠であった人々の間においても大いに歓迎された。「ブーニン・フィーバー」を期にブーニン自身は日本を非常に好意的に思うようになり、頻繁に来日演奏会を催している。妻は日本人であり、家も日本にある。
その他多くのボランティア・チャリティーコンサートも日本で行ってきており、1993年7月12日の北海道南西沖地震の際には、ピアノを抱え奥尻島を訪問し、演奏会を行った。その時のピアノは奥尻町立宮津小学校に寄贈され、同島では丁重に保管されている。また、1995年3月21日には、阪神淡路大震災で被災した子供達のためのイベント「おーいあつまれこうべっ子フェスタ」(神戸市)で演奏を行った。さらに、2011年7月26日には、東日本大震災で被災した子供達を支援するガラ・コンサート(東京都)を開催し、2012年7月1には、北朝鮮による拉致被害者家族会を支援するチャリティー公演(横浜市)を開催した。
== 経歴 ==
1966年、ソ連時代のモスクワ生まれ。父は当時の名ピアニストスタニスラフ・ネイガウス、祖父はモスクワ音楽院の名教授でギレリスリヒテルの師でもあるゲンリフ・ネイガウスである。母もまたピアニストでモスクワ音楽院出身で同教師でもある。
4歳から母にピアノの手ほどきを受け、その後も英才教育を受ける。そして、17歳でロン=ティボー国際コンクール(開催地:パリ)で最年少優勝を果たす。翌1984年よりショパン研究家のセルゲイ・ドレンスキーに師事した〔インターネット・ショパン情報センター 〕。19歳でショパン国際ピアノコンクールで優勝したときには、「協奏曲賞」及び「ポロネーズ賞」までも同時に受賞した〔第11回ショパン国際ピアノコンクール概要 〕。この時における、フレデリック・ショパン作曲・『華麗なる円舞曲』(ショパン作品番号第34)の第3曲・「猫のワルツ」の高速演奏は取り分け有名〔第11回ショパン国際ピアノコンクール録画1 〕で、普通は曲目の間では拍手はしないコンクールであるにもかかわらず、演奏が終わるや感激のあまり聴衆が拍手をはじめてしまうほどであった。
1988年6月に西ドイツ(当時)に亡命した。ヨーロッパ各地での活動に駆け回る。89年に東芝EMIと契約し、その最初のリリースCD「バッハリサイタル」が90年の日本ゴールドディスク大賞を受賞した。最も得意分野のショパンのほか、ベートーヴェンピアノソナタシューマンJ. S. バッハモーツァルトとレパートリーを広げている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スタニスラフ・ブーニン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.