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スタージョン級原子力潜水艦(スタージョンきゅうげんしりょくせんすいかん、)はアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦。基本計画番号はSCB 188AないしSCB 188M(SSN-678~684、686、687)。 パーミット級の後継で、パーミット級(14隻)を上回る37隻が建造され、1960年代末から1980年代前半にかけて攻撃型潜水艦の主力をなした。最後期に建造された9隻(SSN-678~687、以下後期建造艦)は船型が拡大され、またパーチー(SSN-683)は大規模な改装を受けているため、要目に変化がある。 == 概要 == 本級は、対潜戦を第一の任務とし、速力よりも静粛性と探知能力を重視して設計され、初めて7翼のハイスキュード・プロペラが採用された。本級以前の潜水艦開発を踏まえて、安全対策、兵装、居住性を改善する機軸が盛り込まれた。これにより本級は高い評価を得たものの、排水量の増大と船型の大型化は避けられなかった。特に、涙滴型から魚雷型(こちらの方が水中抵抗が増大する)に船型が変更されたにもかかわらず、出力の向上がなかったため、速力はいっそうの低下(パーミット級の28ノットから25ノットに)を見た。 就役期間中に、トマホーク巡航ミサイル、ハープーンなどの新兵器が登場し、魚雷とサブロック対潜ミサイルのみだった攻撃型潜水艦の兵装は著しく多様化したが、兵装搭載可能量の増大は小幅にとどまったため、搭載量の分配にやや悩まされた節がある。〔1980年代における標準的な武装はMk48魚雷15本、ハープーン4本、サブロック4基。1990年のサブロック運用停止後、SSN-671、678~687にはトマホーク4基が替わって搭載されるようになった。結局、米海軍の攻撃原潜での兵装搭載量の問題の解決は、ロサンゼルス級以降におけるVLSの導入や、シーウルフ級以降における弾庫容量の根本的見直しを待つことになった。〕 冷戦後の研究により、設計命数は当初の20年間から30年間に延長可能であることが示され、ソナー・システムの改良、燃料交換、新型の曳航式ソナー・アレイの増設を含む改装が検討された。しかし、冷戦後の軍縮により、情報収集任務に従事するパーチー (SSN-683) を除く全艦が1990年代末までに、また、2004年10月19日にパーチーが、それぞれ退役したことにより、スタージョン級は米海軍から完全に姿を消した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スタージョン級原子力潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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