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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
スターロツチ(発音はスターロッチ)は日本の競走馬、繁殖牝馬。競走馬時代に1960年の優駿牝馬 (オークス)、有馬記念に優勝し、同年の啓衆社賞最優秀4歳牝馬を受賞。4歳(現表記3歳)牝馬による有馬記念優勝は、2012年終了現在、史上唯一の記録。また、抽せん馬として最初に八大競走を制した競走馬でもある。繁殖牝馬となって以降はその子孫に数々の活躍馬を輩出し、戦後の名牝の一頭に数えられる。 半兄に1956年の啓衆社賞最優秀3歳牡馬ライジングウイナー、半妹にミホノブルボンの曾祖母カミヤマト(ともに父ライジングフレーム)がいる。また、半姉テツノホマレ(父大鵬)の子孫にも活躍馬は多い。 ※以下、本項目の馬齢は当時の表記である数え年にて記述する。 == 経歴 == === 抽せん馬 === 競走年齢を迎えるまでに生産者と馬主間で取引が成立しなかった馬を日本中央競馬会が買い取り、独自に育成調教を施して改めて馬主に再頒布する、これが抽せん馬制度と呼ばれる。誰の目にも優秀と映る馬は早期に取引が成立することが常であるため、抽せん馬は質が劣るとされていた。 本馬の出生時にはすでに兄ライジングウイナーが活躍していたにも関わらず、幼駒時代は腰から後躯にかけての筋肉に乏しかったために売れず、2歳の8月にセリ市に上場された〔伊藤 p.213〕。ここで競馬会により150万円で購買され、日本中央競馬会宇都宮育成場で調教を積まれる。するとこの効果が如実に表れ、別馬のような体躯に成長した〔生産者の藤原は調教を施された馬体を見た際、「これがうちの馬ですか」と三度確認したという。(伊藤 213頁)〕。その後、馬主資格を取得したばかりの藤井金次郎に頒布され、競走馬となる。幼駒時代の名前は5代母クレイグダーロッチから取られた「ロッチ」だったが、藤井は新たに4代母・昭英の祖父サンスター〔1911年のエプソムダービー優勝馬。〕から「スター」を借用し、「スターロッチ」とした〔伊藤 p.214〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スターロツチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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