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スター・ナヴィゲーション : ミニ英和和英辞書
スター・ナヴィゲーション[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スター・ナヴィゲーション ( リダイレクト:ウェイファインディング ) : ウィキペディア日本語版
ウェイファインディング[ちょうおん]

ウェイファインディング(Wayfinding) は一般にポリネシア航法とも呼ばれ、広義にはオセアニア諸地域で用いられているGPS六分儀羅針盤海図クロノメーターなどの機器を用いない航海術のことである。狭義には、1980年にハワイ在住のナイノア・トンプソンが考案・命名した航法技術のことである。スターナヴィゲーションとも呼ばれることもある。
ポリネシアミクロネシア先住民たちは極めて広大な海域に点在する島々で生活していたため、航海カヌーによる遠洋航海を行う必要があったが、その際には陸地が一切見えなくなることも多かった。そこで彼らは天体観測、海流や波浪の観測、生物相の観察、風向の観測などから自らの現在位置と方向を推測する航法技術を発達させた。これが広義の「スター・ナヴィゲーション」である。
== 呼称について ==
「スター・ナヴィゲーション/スター・ナビゲーション」の呼称は俗称であり、自らの航法技術を「スター・ナヴィゲーション」と呼んでいる航海者は実際のところ殆ど見あたらない。研究者は「伝統的航法(航海)術(Traditional Navigation)」と呼ぶことが多い。他に日本語では主に雑誌メディアにおいて「伝統航海術」という訳語も使用されている。
これらの技術が「スター・ナヴィゲーション」と呼ばれるのは、英語では「スター・コンパス」と呼ばれる、天体と方角を結びつけた方角算出技法が共通して用いられているからである(細部は流派によって異なる)。
これらの航法技術の中には伝統的な技術を途切れなく継承しているもの(ミクロネシア及び域外ポリネシア)と、現代になって新たに考案されたものがある。日本の一部の著述ではこれらを混同して「伝統航海術」と呼んでいるが、実践者や研究者の間ではこれらの違いは明確に区別されており、前者は「伝統的航法術traditional navigation」、後者は「近代ウェイファインディング(modern wayfinding)」と呼ばれる。「ウェイファインディング」とはナイノア・トンプソンの考案・命名による航法技術のことで、この名称はナイノア・トンプソンが師事した地質学天文学の教育者ウィル・クセルク(Will Kyselka)元ハワイ大学助教授の命名である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウェイファインディング」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polynesian navigation 」があります。




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