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スチーブン合成 : ミニ英和和英辞書
スチーブン合成[すちーぶんごうせい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
合成 : [ごうせい]
 【名詞・動詞】1. synthesis 2. composition 3. synthetic 4. composite 5. mixed 6. combined 7. compound

スチーブン合成 : ウィキペディア日本語版
スチーブン合成[すちーぶんごうせい]
スチーブン合成 (Stephen synthesis) あるいは スチーブンアルデヒド合成 (Stephen aldehyde synthesis) とは、有機化学における合成反応のひとつ。塩酸酸性下、ニトリル塩化スズ(II)を作用させ、加水分解後にアルデヒドを得る手法。イギリスの化学者 Henry Stephen により開発された〔Stephen, H. "A new synthesis of aldehydes" ''J. Chem. Soc., Trans.'' 1925, ''127'', 1874-1877. DOI: 10.1039/CT9252701874 .〕。
上式の通り、ニトリルと塩化スズ(II)からまず塩化イミニウムが生じる。これを加水分解するとアルデヒドに変わる。
== Sonn-Müller 法 ==
同様の反応として、二級アミド五塩化リンリン酸トリクロリドなどを作用させてイミド酸塩化物とし、これを塩化スズ(II)で還元してイミニウムとする手法がある。これは報告者にちなんで Sonn-Müller 法と呼ばれる〔Sonn, A.; Müller, E. ''Ber. Deutsch. Chem. Ges.'' 1919, ''52'', 1927-1934. DOI: 10.1002/cber.19190521002 〕〔実施例: Williams, J. W.; Witten, C. H.; Krynitsky, J. A. "o-Tolualdehyde" ''Organic Syntheses'', Coll. Vol. 3, p.818 (1955); Vol. 26, p.97 (1946). オンライン版 〕。
:Ar-C(=O)-NHR + PCl5 → Ar-C(-Cl)=NR
:Ar-C(-Cl)=NR + SnCl2 → Ar-CH=N+HR

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スチーブン合成」の詳細全文を読む




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