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スッポンタケ(鼈茸)とは、スッポンタケ科スッポンタケ属の食用キノコ。学名は''Phallus impudicus''。 悪臭がするが食用が可能で、中華料理にも使用される。 ==特徴== 初夏から秋にかけて林地などで発生。形は陰茎に似ている。学名もこれにちなむ。和名は傘の形がスッポンの頭部に似ることから。 キノコ本体はごく柔らかい。幼菌は卵のような形状で、内部には半透明のゼリー状の物質につつまれた柄と暗緑色の傘がある。この時点では悪臭はしない。しかし、成熟すると柄と傘が展開し、傘の表面に悪臭のする粘液質のものが一面に現れ、、悪臭がするようになる。これはグレバで形成された胞子を含むもので、その悪臭は、ハエなどを誘引し、胞子を運ばせるためである。キノコ本体は一日でとろけるように消滅する。 色については幼菌も含め白だが、傘はグレバの色で暗緑色に見える。 なお、高級食材として有名なキヌガサタケはこれにレース状の飾りが付いただけ、と言っていいものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スッポンタケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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