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スティーブンイワサザイ : ミニ英和和英辞書
スティーブンイワサザイ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スティーブンイワサザイ ( リダイレクト:スチーフンイワサザイ ) : ウィキペディア日本語版
スチーフンイワサザイ[ちょうおん]

スチーフンイワサザイ (''Xenicus lyalli'' ) は、夜行性非飛翔性昆虫食のスズメ目鳥類でニュージーランド固有のイワサザイ科に属している〔Rothschild, Walter (1894): A new species from Stephens Island. ''Bull. B. O. C.'' 4(22): 10.〕〔Rothschild, Walter (1895): Notes on ''Xenicus lyalli''. ''Ibis'' 7(1): 268-269.〕。恐らくは移入されたネコによって1900年頃絶滅した〔Medway, D.G. (2004) The land bird fauna of Stephens Island, New Zealand in the early 1890s, and the cause of its demise. ''Notornis'', 51:201-211.〕。
スチーフンイワサザイは『たった一匹の生物(灯台守が持ち込んだティブルスという名のネコ)によって絶滅させられた、知られている限りで唯一の絶滅種』という伝説によって長らく記憶されていた。しかしながらそれは現在では間違いであることがわかっている〔Medway, D.G. (2004) The land bird fauna of Stephens Island, New Zealand in the early 1890s, and the cause of its demise. ''Notornis'', 51:201-211.〕。そのネコが殺した鳥がこの鳥の最後の個体群の1つだったことは事実だが、さらにいくつかの標本がその後数年にわたって得られており、その頃にはこの島には多数の野猫が住み着いていた。
== 名称 ==
英名はその生息地の "Stephens Island" に由来する。和名においては、全世界の鳥類に和名を付けた力作であることで有名な山階芳麿の『世界鳥類和名辞典』においてスチーフンイワサザイとされているため、この形での引用がよく見られる。しかし、"Stephens" の実際の発音は であり、日本語でもスチーフンという音写は非常に例外的な物であることからスチーブンイワサザイスティーブンイワサザイなどのように記述されることが多い。また、これらとは別系統の和名としてハシナガヤブサザイという和名で呼ばれることもある〔C.W.ペリンズ, A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥類III』 平凡社 1986 ISBN 4-582-54509-2 p30.〕。
種小名''lyalli'' はこの鳥を学者の元に送った灯台守助手のデイヴィッド・ライアル (David Lyall) に献名されたものである。原記載ではこの鳥は、ライアルから多数の標本を入手した剥製師で古美術商のヘンリー・トラヴァース (Henry H. Travers) に献された''Traversia'' という属名で記載されていたが、現在では''Xenicus'' 属に属すると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スチーフンイワサザイ」の詳細全文を読む




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