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スティーヴン・トン : ミニ英和和英辞書
スティーヴン・トン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スティーヴン・トン ( リダイレクト:トン・ワイ ) : ウィキペディア日本語版
トン・ワイ[ちょうおん]

トン・ワイ(董瑋、スティーブン・トン・ワイ、スティーブン・トン、Stephen Tung Wai、Tung Wei )は、香港出身の俳優映画監督武術指導アクション監督。本名、董雲瑋。
== 人物・経歴 ==
中国上海に生まれる。4歳の時に香港に移住〔
〕。
京劇女優、映画女優として著名なの主宰する京劇学校「春秋戯劇学校」〔

に8歳で入門。そこで北派の武術と京劇を学ぶ。同門にはラム・チェンイン(林正英)やチョン・ファ(鐘發)ジョン・ローンマン・ホイ(孟海)シャオ・ホウ(小侯)ロー・ガーイン(羅家英)オースティン・ワイ(恵天賜)らがいた〔
〕。
すでに入門時から子役として映画に出演。16歳でスタントマンとして活動を始めた。1973年公開ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』において「Don’t think. FEEL!(考えるな、感じろ)」と頭をはたかれていたのは少年トン・ワイである。その後もキン・フー(胡金銓)監督の忠烈図など多くの映画に出演。
1970年代末からは俳優の他に武術指導としても活動、台湾に渡ってディン・ジョン(丁重)監督作での主演をつとめる。一方、ジョー・チョン(張同祖)の初監督作品を手伝ったことをきっかけに、サモ・ハン・キンポーと共演した『プロジェクトD』(燃えよデブゴン9)をはじめとするジョー・チョン監督作品に多く出演するようになり、その後も長きにわたり監督と武術指導として組むことに繋がった。
79年には香港に戻り、香港のテレビ局TVBと契約。テレビドラマを中心に活動するとともに映画『霊幻百鬼 人嚇鬼』に出演するなどした。1986年にはジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』に武術指導として参加。この頃より徐々に軸足を武術指導へと移すことになってゆく。
その後も、『チャイニーズ・ウォリアーズ』『マカオ極道ブルース』、ウォン・カーウァイ監督『いますぐ抱きしめたい』、『孔雀王』などの武術指導を担当。
1989年には『新霊幻道士 風水捜査篇』で監督デビューを果たし、90年代に入ると『欲望の翼』『キリング・アンド・ロマンス 狂気の愛』(殺人者の童話)、ツイ・ハーク監督の『ブレード/刀』、レスリー・チャンアンディ・ラウ共演の『上海グランド』といったヒット作に携わり、1997年のテディ・チャン監督『ダウンタウン・シャドー』でアクション監督として第17回香港電影金像奨最優秀動作設計を初受賞した。
組む監督にもよるが、トン・ワイ自身は常にアクションに意味を持たせたいと考えており「人を殴る場面なら、殴る行為の中にその事情を盛り込む。何故彼は人を殴らねばならないか、その心情を強調するんだ」と語っている。
彼の推薦により「香港動作特技演員公會(香港スタントマン協会)」唯一の日本人会員となった〔

日本のアクション監督谷垣健治によると、トン・ワイは京劇出身者には珍しく宙返りが嫌いで、格好いいだろうとクルクル回ったりすると「何故そこで回るのか、意味なく回らないで」とNGを出すことが多々あったといい〔
〕、
ワイヤーアクションにおいても、初動の吊られ感を軽減するためワイヤーと引き手との間にゴムを挟む工夫を取り入れた。ゴムによって遊びができ引くのが先であっても演者が主体的に動け自然な動きに見えるという。以来これは現在のワイヤーワークの基本仕様となった。
1999年公開の『パープルストーム 紫雨風暴』では2度目の金像奨と台湾金馬奨にて動作設計賞をダブル受賞。その後も『アクシデンタル・スパイ』『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』『セブンソード』『墨攻』『ビースト・ストーカー/証人』『孫文の義士団』『レイン・オブ・アサシン』など数々の大作を手掛け、金像奨と金馬奨あわせてノミネートは15回以上、受賞も多く、今や中華圏を代表するアクション監督の1人である。
2015年には自身5度目にあたる金像奨の最優秀動作設計を『カンフー・ジャングル』で獲得。過去5回とも監督がテディ・チャンであることから、2人が組むと100パーセントの受賞になると報道された〔
〕〔
〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トン・ワイ」の詳細全文を読む




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