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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ テフ : [てふ] (n) TeX, (n) TeX ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ステファン・エドベリ(Stefan Edberg , 1966年1月19日 - )は、スウェーデン・ベステルビーク出身の元男子プロテニス選手。日本では、新聞・ラジオが現地のスウェーデン語読みに近い「エドベリ」となっているが、テニス専門誌・テレビは英語読みの「エドバーグ」となっている〔外国選手の名前は一般的には共同通信社が現地読みで統一することになっているが、彼については専門誌が早い段階で「エドバーグ」と報じていた後に、新聞が「エドベリ」と報じるようになったため、通信社の記者が本人に質問したところ、本人は「エドバーグ」と呼んでほしいと話していたという。(武田薫『サーブ&ボレーはなぜ消えたのか テニスに見る時代の欲望』p33-34、ベースボール・マガジン社新書、2007年)〕。ハンサムなので「グラスの貴公子」と呼ばれていた。 ビョルン・ボルグやマッツ・ビランデルのような、グラウンド・ストロークを武器にトップに躍り出る選手を多く輩出してきたスウェーデンにおいては異例の、サーブ・アンド・ボレーで世界の頂点に立った。ATPツアーでシングルス41勝、ダブルス18勝を挙げ、シングルス・ダブルスとも世界1位になった数少ない選手のひとりに数えられる。特に片手打ちバックハンドを得意とした。身長188cm、体重77kg、右利き。 現在はロジャー・フェデラーのコーチを務めている。 == プレースタイル== 史上最高のネットプレイヤーのひとり。 サーブは、キックサーブとスライスサーブを使い、次のボレーにつなげている。ただし背中を痛めた晩年にはフラットサーブをつかうこともあった。 ボレーは、マッケンローともに最高レベル。ただし天才的タッチのマッケンローとは異なり、基本を極めたものであり他のテニスプレイヤーの手本となった。「閃光のボレー」と称され、反応、角度、スピードと全てが揃っている。 加えて片手打ちのバックハンドは、強力かつ正確。ストローカーに打ち勝ったり、フォアのボールをあえてバックハンドで打った伝説も残っている。滑るような鋭いバックハンドスライスも最高レベルであり、ネットプレーとあわせて手がつけられないことも多かった。 足の速い選手でもあり、ストローク戦でのフットワーク、前に詰めるスピードは芸術的であり、「天使の足」と称されたこともある。 精神的に安定し勝負強さもあった。ライバルであるベッカーに要所要所で競りかったり、 1992年全米オープン決勝でサンプラスを破るという「サンプラス決勝不敗神話」の例外となった数少ないプレイヤーでもある。 ただライバルであるベッカーやレンドルと比べると、パワー不足であることは否めない。 調子がいいときは、ベッカー、レンドル、サンプラスという最強プレイヤーを破ることも少なくなかったが、 ジム・クーリエ等強打の選手に、フォアハンドの弱さや、サーブのスピードのなさをつかれ、呆気なく敗退することもあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ステファン・エドベリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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