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ストラーン (Strahan、ストラハン、英語ではストラーン "straw-n"と発音) 。オーストラリア、タスマニア州の西海岸の人口824人(2011年)〔2011 Census Community Profiles: Strahan 2013年4月21日閲覧。〕の小さな街だが、タスマニア州西部地域の拠点の街である。 ==歴史== 19世紀、それまでアボリジニが住んでいたこの地に、はじめての欧州人がこの地を探検する。 1877年、ロングベイ(Long Bay)、リガッタポイント(Regatta Point)と呼ばれていた海岸に、錫鉱石の積出港が作られ、町が形成される。その後、周辺地域の木材の積出港としても、タスマニ西部の人物往来と物品運搬の拠点港としても重要になる(Strahan Tasmania )。 1878年5月16日にマクアリーハーバー(Macquarie Harbour)郵便局が開設され、1881年にストラーン郵便局と改名されたが、1891年に閉鎖された。同年、東ストラーン郵便局が開設され、1893年、ストラーン郵便局に改名された。 1890年、隣町のジーハンから鉱石採掘を運ぶ鉄道が敷かれる。 1892年、町がストラーンと命名された。由来は、1881~1986年の間、タスマニア州知事を務めた英国軍人ジョージ・ストラーン(George Strahan)に因んでいるが、命名の理由は不明。命名は彼の死後である。 1899年、クイーンズタウンからの鉄道も敷かれた。1900年当時、ストラーンの人口は2,000人、クイーンズタウンを含めた一帯の人口は10,451人になった(2009年で2,119人)。当時、タスマニアの第二の都市として栄えた。 繁栄は1950年代まで続いたが、鉱石採掘の衰退に伴い、1960年、ジーハンとの鉄道、1963年にクイーンズタウンとの鉄道が閉鎖された。 1981年、ストラーンの東南部分のフランクリン川とゴードン川流域一帯が、フランクリン=ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園に制定される(Wild Rivers National Park )。 1982年、ストラーンの東北部分のクレイドル山=セント・クレア湖国立公園を含む一帯が、タスマニア原生地域としてユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録された。 オーストラリア連邦政府は、フランクリン=ゴードン川に水力発電所であるフランクリン・ダム建設する予定だったが、アボリジニの文化遺産があり、国中で紛争を呼んだダムを作る計画を、1983年、断念した。 1989年、フランクリン=ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園もタスマニア原生地域の世界遺産に拡大登録された。 2013年現在、港は木材の積出港としての機能も衰退し、港は観光港であり、町も観光町である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストラーン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Strahan, Tasmania 」があります。 スポンサード リンク
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