|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ストリートファイターZERO』(ストリートファイターゼロ、''Street Fighter ZERO'')は、カプコン製作の2D対戦型格闘ゲームである。通称『ストZERO』。発売は『ストリートファイターII』(以下『II』と表記)シリーズの後であり、タイトルは『ZERO』となっているが、物語の時代設定は初代『ストリートファイター』(以下『I』と表記)と『II』との間である。 == 概要 == 『ストリートファイターIII』(以下『III』と表記)の開発が遅々として進まないために発案された繋ぎ企画だったが、好評のためシリーズ化された。開発者の間では当初『スーパーストリートファイターZ』と呼ばれていた。『III』が「究極の2D格闘対戦ゲーム」として練り込まれたのに対し、『ZERO』シリーズは「一定の開発期間でどこまで作り込めるか」という従来とは異なるコンセプトで制作された。家庭用ゲーム機への移植を前提に制作されており、アーケード版の発売から3ヶ月-半年という、従来では考えられなかった短期間で発売され、また移植度も高かった。 本シリーズの特徴として、『ストリートファイターII』シリーズのようにドットパターンを駆使したグラデーションで陰影を表現するのではなく、『ヴァンパイア』シリーズに採用されたアニメ絵の手法を用いたグラフィックを採用したことが挙げられる。これにより、クオリティーを統一しつつも、アニメーションパターンを増やすことに成功している。「ミステリアス・ファクト」として隠しキャラクターや隠しモードを多く入れているのも特徴。 なお本シリーズの時間軸は『I』と『II』シリーズの間をイメージされており、『ZERO2』までの各キャラクターのエンディングは『II』に繋がる伏線を垣間見ることができる。リュウやケンの最終ボスがベガでないのも、『II』へのつながりを考えてのもの〔ゲーメストムックVol.16『ストリートファイターZERO』より。〕。 世界観などの設定を担当した村田治生〔『スーパーストリートファイターII』から『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』まで担当している。〕は『II』シリーズのパラレルワールド的な世界と考えており、イメージとしては『I』の数ヵ月後の話だが厳密にはどういうものかは決めておらず、キャラクターの生年月日も考えていないと語っている〔。また、「プレイヤーに想像して自由に世界をつくってほしいので押しつけがましい設定をするのは止めている」としており、『I』『II』と同じ時間軸かどうかはあいまいにしている〔ALL ABOUTシリーズVol.11 『ストリートファイターZERO』p259より。〕。本作のコンセプトの1つとして、プレイヤーが「もしかしたらこんなことが昔あったんじゃないかな」と考えているような夢の対決的なものをやってみたいというものがあり、本シリーズに登場するナッシュも『II』に名前だけ登場したナッシュと同一人物かは明記されていなかった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストリートファイターZERO」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Street Fighter Alpha 」があります。 スポンサード リンク
|