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ストレイシープ(STRAY SHEEP) #新約聖書のマタイによる福音書などにあらわれる言葉、「迷える羊」の英語表記。イエス・キリストが神という牧人に導かれる大衆を喩えて言ったもの。日本においては、夏目漱石の小説『三四郎』における美禰子の科白で有名。 #フジテレビのアニメーション作品。本項で詳述。 ---- ストレイシープ(STRAY SHEEP)は、日本のイラストレーター・映像作家、野村辰寿による、フジテレビで放送されたアニメーション作品。 ==概要== 「現代人は迷える子羊である」「眠れない夜に人は羊を数える」というイメージを元に作られた作品。眠っている間に見知らぬ世界へと旅立ってしまう習性を持つさ迷える子羊「ポー」を主人公にしたミニアニメーションである。 もともとはフジテレビの深夜キャラクターとして1994年10月に誕生し、スポットCMに登場する。同年12月からイラストを中心に一部アニメーションを取り入れたミニ番組が作られ、以後「ストレイシープの大冒険」として季節ごとに様々なショートストーリーを展開するようになった。 当初1年限りの放送であったが、人気を受けて続きが作られるようになり、ポーの恋人となるメスの子羊「メリー」も登場、終盤ではメリーを探すポーの話が中心となった。 放送を繰り返すごとにその愛らしいキャラクターが人気を呼び、絵本やキャラクターグッズが多数作られるようになり、人気に拍車をかけていく事になる。1999年にはプレイステーション用ゲーム「ストレイシープ ポーとメリーの大冒険」も発売された。 1996年英国でクローン羊ドリーが生まれた事がニュースになると、本作の主な舞台が英国だった事から、ポーのクローンがたくさん生まれる「ポーの兄弟」が制作された。 1999年4月、箱根登山鉄道箱根湯本-強羅間開業80周年と箱根 彫刻の森美術館30周年を記念して特別塗装車「とことこっとトレイン」が1年間運行した。車両片面にポー、もう片面にメリー、正面には出会った二匹が描かれていた。一般公募により「カモミール号」という愛称が付けられサボにもそう書かれていた。 2001年10月6日から12月まで、「ストレイシープ ポーのちっちゃな大冒険」として、 全編アニメーション化された。ポーが体験談をメリーに聞かせるという形態をとっており、毎年季節ごとに新作を放送している。 また、本作ではナレーション及びポー役を原マスミ、メリー役を遊佐未森など著名なミュージシャンが声優として参加している。 当時日曜午後、昼間に幾度となく放送された唯一のキャラクターである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストレイシープ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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