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ストレプト植物(ストレプトしょくぶつ)とは、広義の緑色植物(=緑色植物亜界)の中の分類群である。 単にストレプト植物と言った場合には、ストレプト植物門(Streptophyta)を意味することが多く、陸上植物(有胚植物)と車軸藻類を含み、緑藻植物門 を含まないような最大の単系統群を意味する。また、ストレプト植物亜門(Streptophytina)という分類もあり、これは狭義車軸藻類と陸上植物(有胚植物)とを含むような最小の単系統群の意味となる。 ストレプト(''strepto-'', ''strepsis'')はギリシア語で「螺旋」を意味し、このグループ(接合藻を除く)の精子が螺旋状にねじれていることに由来する。広義車軸藻類の中の接合藻類は精子のような遊泳細胞、鞭毛、基底小体を欠く特異な群であるが、細胞分裂の様式などからストレプト植物に含められている。 == 特徴 == ストレプト植物の特長には以下のものがある。 * 非生殖細胞を含む生殖器官が発達し、有性生殖を行う。接合藻では接合と呼ばれる有性生殖を行う。 * 開放型(=核膜崩壊型)の細胞核分裂を行う。 * 中間紡錘体が残存性である。 * 細胞質分裂の際は娘細胞間にフラグモプラスト(phragmoplast、隔膜形成体)と呼ばれる微小管性の細胞板構造が形成される。 このようなストレプト植物に対し、狭義の緑藻植物門に属する緑藻類などでは核膜残存型の細胞分裂、崩壊性中間紡錘体、ファイコプラスト(phycoplast)といった特徴がみられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストレプト植物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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