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ストレームグレン球 : ミニ英和和英辞書
ストレームグレン球[すとれーむぐれんだま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball

ストレームグレン球 : ウィキペディア日本語版
ストレームグレン球[すとれーむぐれんだま]

理論天体物理学において、O型やB型の若い恒星の周りに電離した水素の球が形成されうる。この理論は、1937年にベンクト・ストレームグレンが提唱し、後に彼の名前からストレームグレン球(Strömgren sphere)と呼ばれるようになった。最も顕著な例はばら星雲である。
==物理学==
スペクトル型がOかBの非常に熱い恒星は、特に紫外線領域の非常にエネルギーの高い放射を出し、恒星の回りの中性水素を電離させる。この状態の水素は、H IIと呼ばれる。しばらく後に、自由になった電子はこれらの水素イオンと再結合する。この際、エネルギーは、単一の光子ではなく、より低いエネルギーの一連の光子として再び放出される。光子は、恒星の表面から外側に移動するにつれてエネルギーを失い、再び電離に貢献することができない程度になる。そうでなければ、恒星間の物質は全て電離してしまうことになる。ストレームグレン球は、イオン領域を記述する理論的な構造である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ストレームグレン球」の詳細全文を読む




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