|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ストーナー63(Stoner 63)、あるいはM63、XM22、XM23、 XM207、Mk23 Mod 0機関銃(Mk 23 Mod 0 machine gun)とは、ユージン・ストーナーが1960年代初頭に設計した銃器である。製造は主にキャデラック・ゲージ社(:en:Cadillac Gage)によって行われた。ベトナム戦争期、アメリカ海兵隊およびNavy SEALsが限定的に採用・使用した他、少数が法執行機関に売却された〔Law Enforcement Ordnance Company 1974 brochure.〕。 ==歴史== ===開発=== AR-15(制式名:M16)やAR-10など多くの軍用小火器の開発に責任者として携わっていた〔Kokalis, Peter: ''Weapons Tests And Evaluations: The Best Of Soldier Of Fortune'', page 160. Paladin Press, 2001.〕ことで知られるユージン・ストーナー技師は、アーマライト退社後まもなくして、共通の機関部に各種の交換可能なコンポーネントを取り付ける事で構成される銃器のコンセプトを考案した。このコンセプトの元に開発された銃器は、いくつかの部品を交換するだけで歩兵銃、カービン、機関銃などそれぞれの火器の役割を果たせるものとされた〔Kokalis, 161〕。 ストーナーは米カリフォルニア州コスタメサにあるキャデラック・ゲージ社西海岸工場に勤務していたハワード・カーソンの助けを得て、同社社長ラッセル・ベイカーに対し自らの考案した新しい火器システムの実現性や商業的可能性について語った〔。これに感銘を受けたラッセルは、すぐにストーナーを雇用し、またコスタメサにて同社の小火器開発部門を設立したのである〔。新型銃器の開発にあたり、ストーナーは古巣のアーマライト社からロバート・フレモントとジェームズ・L・サリバンの2名を引きぬいた。なお、サリバンはのちにウルティマックス100機関銃の設計に携わる人物である〔。 最初の試作型は、7.62x51mm NATO弾を使用する銃器として1962年に完成し〔、ストーナーM69W(Stoner M69W)と名付けられた。M69Wという名称は逆さにしても全く同じように読めるが、これはストーナーが考案した可逆形機関部の構想を象徴した命名であったとされる〔。続く設計案は単にストーナー62(Stoner 62)と呼ばれるもので、より大量生産を意図した設計になっていた〔Dockery, Kevin. ''Weapons of the Navy SEALs'' (New York: Berkley Books, 2004), 290.〕。しかし、まもなくして設計チームでは陸軍で新採用となったM193弾(.223レミントン弾)を使用する設計への転換を決定する。この弾丸は、かつてストーナーがAR-15の開発の折に使用した銃弾であった。小口径転換後の設計はストーナー63(Stoner 63)と呼ばれた〔。 1963年2月、最初のストーナー63が製造される〔Dockery, 291.〕。以後、1964年にコスタメサの工場がミシガン州ウォーレンに移設されるまで、合計234丁のストーナー63が製造された〔Dockery, 294.〕。工場移設後、従来は木製だった銃床や銃把にポリカーボネイト・プラスチックが使用されるようになる。ストーナー63の設計はの元で保護された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストーナー63」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|