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スナップショット・エステティック : ミニ英和和英辞書
スナップショット・エステティック[すなっぷ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

スナップ : [すなっぷ]
 【名詞】 1. snap 2. (n) snap

スナップショット・エステティック : ウィキペディア日本語版
スナップショット・エステティック[すなっぷ]
スナップショット・エステティック(, 「美学的スナップ写真」の意)は、スナップ写真において、芸術写真に位置づけられる作品の総称である〔''スナップショット・エステティック''、暮沢剛巳現代美術用語辞典大日本印刷、2012年1月10日閲覧。〕。ロバート・フランク、そしてリー・フリードランダー、がこの写真運動の中心人物である〔。
== 略歴・概要 ==

=== 前史 ===
スナップショット(スナップ写真)は、日常の中の光景等を瞬間的に切り取ったものである〔、2012年1月10日閲覧。〕〔、2012年1月10日閲覧。〕。
「スナップショット・エステティック」の初期の理論家には、オーストリアの建築批評家ジョゼフ・アウグスト・ルクス(Joseph August Lux)がいる。ルクスは1908年(明治41年)に『コダックの芸術的秘術』 ''Künsterlische Kodakgeheimnisse'' という書籍を上梓し、同書のなかで、コダックの廉価版写真機「ブローニー」を使用することを擁護した。カトリック的近代批評に影響を受けた立場に導かれ、写真機を使用することの気楽さは、人々が自分たちの周囲や生産したものを撮影・記録することができることを意味すると論じ、ルクスの望むものは、現代世界の潮の満ち引きにおける安定性のひとつの典型であった〔Mark Jarzombek. "Joseph Agust Lux: Theorizing Early Amateur Photography - in Search of a "Catholic Something"," ''Centropa'' 4/1 (January 2004), 80-87.〕
ブローニーの登場した1900年(明治33年)以降、写真機の小型・軽量化は急速に進み、ドイツのカメラメーカーライカが生んだ「L型ライカ」や「M型ライカ」は、写真機と写真術の普及、スナップ写真の向上に寄与した〔。報道の分野にも積極的に使用され、アンリ・カルティエ=ブレッソン木村伊兵衛らは「スナップ・ショットの名手」と呼ばれた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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