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スナップフィット(snap-fit)とは、金属やプラスチックなどの結合に用いられる機械的接合法の一種で、材料の弾性を利用してはめ込むことにより固定する方式のこと。この方式で部品を結合し、接着剤を使用せずに組立てられるプラモデルをスナップフィットモデルあるいはスナップフィットキットと呼ぶ。 == 概要 == スナップフィットは、部品に設けた凸部(保持部)を、材料の弾性を利用して受け手側の凹部にはめ込んで引っ掛けることにより、機械的に固定する組立て方法である。古くから金属を用いたスナップボタンなどの形で実用化されていたが、現在では他の材料を必要としない簡易で安価な接合法として、射出成形されたプラスチック製部品の組立てに広く使用されている。 スナップフィットには板ばねの先端にフック状の保持部を設けたタイプ(キャンチレバータイプ)や、円筒の周囲に保持部を設けたタイプ、ボールジョイント状のボール・ソケットタイプなどがある。保持角(引っ掛かる部分の角度)を90度とした場合には一度組立てると分解は出来ないが、保持角を90度より小さくしたり、外部からフックを外す方向に力を加えられる機構を付加することにより、分解を可能にすることも出来る。円筒タイプやボール・ソケットタイプでは組立てを容易にするために、スリットを設ける場合も多い。 スナップフィットに近い組立て方式として圧入(プレスフィット)がある。圧入では、部品に設けた接合ピンを受け手側のピン穴に押し込み、ピンとピン穴の摩擦力で部品を固定する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スナップフィット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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