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スーパーマリン スパイトフル (Supermarine Spiteful) は、イギリスのスーパーマリン製単発レシプロ単座戦闘機である。第二次世界大戦末期に主力戦闘機スーパーマリン スピットファイアの発展型として開発されたが、戦争の終結によって極少数の生産にとどまった。 ''Spiteful''とは”意地が悪い”の意。 == 概要 == スパイトフルは、イギリス空軍の主力戦闘機スピットファイアに高出力エンジンを搭載するにあたって胴体、主翼を再設計する過程で生まれた戦闘機である。主翼には層流翼が採用され胴体も太目になっており、主脚は内側に引き込む形に変更された。速度性能は最初の生産型Mk.14が760km/hの最高速度をマークするなど期待通りのものを示したが、失速特性が悪いという欠点もあった。 空軍からは大量発注を受けたが、量産第1号機が飛行したのは1945年4月だった。そして、対ドイツ戦終戦にともない発注は大幅に削られ、最終的に生産機数は17機にとどまった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーマリン スパイトフル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Supermarine Spiteful 」があります。 スポンサード リンク
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