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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
スパニッシュ・ウォーター・ドッグ(英:Spanish Water Dog)は、スペインのアンダルシア州原産の牧羊犬種/水中作業用犬種である。別名はペロ・デ・アグア・エスパニョール(スペイン語:Perro de Aqua Espagnol)。 そのほかの呼称のひとつにアンダルシアン・ダーク(英:Andalsian Dark)というものがあるが、これは「アンダルシアのトルコ人労働者」を意味していて、毛色が彼らの肌の色に似ていて、且つそのようによく働くことにちなんでつけられた別名である。 == 歴史 == 生い立ちはほとんどが謎に包まれているが、プーリーやコモンドールといったシャギーコート(むく毛)の牧羊犬種や護畜犬種と何らかの血統的なかかわりを持っていると考えられている。1110年ごろの資料にはすでに本種かその直系の先祖と見られる犬の記述が残されており、古くから存在していた犬種であることが確認されている。 本種はさまざまな仕事をするのに使われた。牧羊犬としては羊や山羊などを誘導した。季節によってスペインの北と南を行き来し、放牧地を移動する際、一日に何kmもの距離を駆け、家畜をはぐれさせないように的確に放牧地へ移動させた。 農場では泥棒や害獣から作物を守るため、番犬として働いた。猟犬種ではないため狩猟能力は決して高くはないが、ネズミやなめてかかるウサギであれば仕留めることができる。 漁師には水中作業犬として使われた。泳いで網を設置したり、水中に落としてしまったものを回収するのに潜水をすることもできた。又、海上で撃ち落された鳥を泳いで回収することもできる。 この他、近年は災害救助犬などとしても使われている。もちろん、容姿が変わっているのでペットやショードッグなどとしても飼育されている。 現在牧畜が機械化され、放牧地の減少などにより牧羊犬としての役割は減りつつあるが、そのほかの仕事は現在でも継続されていて、特に水中作業犬としてはよく使われている。スペインでは人気があり、特にアンダルシア州ではよく見られる犬種である。しかし、スペイン以外ではめったに見られないやや珍しい犬種である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スパニッシュ・ウォーター・ドッグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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