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スピンクス : ミニ英和和英辞書
スピンクス[すぴん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

スピン : [すぴん]
 spin

スピンクス ( リダイレクト:スフィンクス ) : ウィキペディア日本語版
スフィンクス[すふぃんくす]

スフィンクス(Sphinx)は、エジプト神話ギリシア神話メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。また、猫のような姿をしている。
== 概要 ==
古典ギリシア語ではスピンクス, ''Sphinx'')といい、スフィンクスとはこの英語読みである。古代エジプトにおける本来の名は不明だが、ギリシア語名は古代エジプト語シェセプ・アンク(''szp 3nh'', シェセプ=姿・形 アンク=再生・復活の神 「アンク神の像」の意)に由来するのではないかとする説がある。ただしこの語は神あるいは王の像に対してのみ使われており、合成獣に使われた証拠はない。
スピンクスは女性名詞であり、中国語では「獅身人面像」または「獅身女面像」と訳される。夏目漱石は『虞美人草』の中で「獅身女」という漢字に「スフーヒンクス」という熟字訓を当てた〔佐藤喜代治他編著、『漢字百科大事典』p1241、明治書院、1996年〕(漢字検定1級の問題集に「獅子女」という表記が見えるが典拠不明)。永井荷風は『あめりか物語』の中では「怪像」に、『ふらんす物語』の中では「怪神」に熟字訓をあてている。一方、ヘロドトスはエジプトの合成獣を描写する際にこの名詞を「Androsphinges」と男性化したが、これが男性スピンクスの唯一の例である。また村井知至『社会主義』p14には「スヰンクス」という表現があり、明治・大正期には様々な表現が散見される。
本来はエジプト神話の生物であるが、非常に古くからギリシア神話にも取り入れられていた。エジプトのスフィンクスは王家のシンボルで、ギザピラミッドにある、いわゆるギザの大スフィンクスは王の偉大さを現す神聖な存在である。対してメソポタミアギリシャのスフィンクスは怪物として扱われていた。'', ''Sphinx'')といい、スフィンクスとはこの英語読みである。古代エジプトにおける本来の名は不明だが、ギリシア語名は古代エジプト語シェセプ・アンク(''szp 3nh'', シェセプ=姿・形 アンク=再生・復活の神 「アンク神の像」の意)に由来するのではないかとする説がある。ただしこの語は神あるいは王の像に対してのみ使われており、合成獣に使われた証拠はない。
スピンクスは女性名詞であり、中国語では「獅身人面像」または「獅身女面像」と訳される。夏目漱石は『虞美人草』の中で「獅身女」という漢字に「スフーヒンクス」という熟字訓を当てた〔佐藤喜代治他編著、『漢字百科大事典』p1241、明治書院、1996年〕(漢字検定1級の問題集に「獅子女」という表記が見えるが典拠不明)。永井荷風は『あめりか物語』の中では「怪像」に、『ふらんす物語』の中では「怪神」に熟字訓をあてている。一方、ヘロドトスはエジプトの合成獣を描写する際にこの名詞を「Androsphinges」と男性化したが、これが男性スピンクスの唯一の例である。また村井知至『社会主義』p14には「スヰンクス」という表現があり、明治・大正期には様々な表現が散見される。
本来はエジプト神話の生物であるが、非常に古くからギリシア神話にも取り入れられていた。エジプトのスフィンクスは王家のシンボルで、ギザピラミッドにある、いわゆるギザの大スフィンクスは王の偉大さを現す神聖な存在である。対してメソポタミアギリシャのスフィンクスは怪物として扱われていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スフィンクス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sphinx 」があります。




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