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量子化学における多重度(たじゅうど、)は、スピン角運動量を''S''としたとき、''2S+1''で定義される。 多重度は、スピン角運動量の向きのみが異なる複数の縮退した量子状態(波動関数)を区別するために使われている。 多重度は、不対電子スピンの量の定量化である。多重度はフントの規則の結果である。 スピン角運動量Sは、S = Σmsあるいはより単純に S = (不対電子の数)/2である。 全ての電子が対になっている場合はS = 0であり、多重度は2(0) + 1 = 1である。この場合は一重項(singlet)と呼ばれる。分子が1個の不対電子を有している場合は、S = +1/2であり、多重度は2S + 1 = 2(二重項、doublet)である。不対電子が2個の場合は同様に三重項(triplet)である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多重度」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Multiplicity (chemistry) 」があります。 スポンサード リンク
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