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スペイン()、スペイン国〔スペイン政府、外務省(Gobierno de España、Ministerio de Asuntos Exteriores y de Cooperación)発行の文書(日本文、2014年発行)の中で使用されている例(50ページ):高まるスペインの存在感 世界各地のスペイン企業 〕()またはスペイン王国()は、ヨーロッパ南西部のイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード(マドリッドと表記されることもある)。 == 国名 == 正式名称は特に定められていないが、1978年憲法ではスペイン語で、''España''( エスパーニャ)、''Estado Español''(エスタード・エスパニョール)などが用いられている〔1978年憲法では国名について言及している条文はないが、同憲法内ではEspañaという語は23回使われている。またEstado españolという語は2回使われている。国家を意味するEstado(英語のStateに相当)が大文字となっているため、このEstadoは固有名詞の一部と考えられる。しかしReino de Españaという表現は同憲法内では全く使用されていないが、一般には使われることも多い。(参照) 〕。''Reino de España''(レイノ・デ・エスパーニャ)も用いられることがある。 日本語の表記はそれぞれ、スペイン、スペイン国、スペイン王国。これは英語の Spain に基づく。漢字による表記は西班牙で、西と略す。ただし、江戸時代以前の日本においては、よりスペイン語の発音に近いイスパニアという呼称が用いられていた。語源は古代ローマ人のイベリア半島の呼び名ヒスパニアである。 ''España''(「スペイン」)という名称は長らく同地を指す俗称だった。1492年の王国統合以降でも国王はあくまで連合王国の共通君主に過ぎず、宮廷や議会・政府は各構成国毎に置かれている複合王政だった。1624年宰相オリバーレスは国王に「スペイン国王」となるよう提案したが実現しなかった。1707年発布の新組織王令により複合王政は廃止され、単一の中央集権国となった。しかしこの時もスペインは国号とはならず、1808年ナポレオンの兄ホセ・ボナパルトの即位時に正式に「スペイン国王」が誕生した。 現在のスペインは、国王を元首とする王国であるが、スペイン1978年憲法では、それまでの憲法では明記されていた国号は特に定められていない。憲法で国号が定められなかったのは、君主制は維持するものの、その位置付けは象徴的な存在に変わり、国を動かすのは国民によって選ばれた議会が中心になることを明確化するために採られた措置であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペイン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Spain 」があります。 スポンサード リンク
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