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スペイン銀行(スペインぎんこう、西:)は、スペインの国立中央銀行。1782年にカルロス3世がマドリードで設立したスペイン銀行は、現在は欧州中央銀行制度に組み込まれている。'')は、スペインの国立中央銀行。1782年にカルロス3世がマドリードで設立したスペイン銀行は、現在は欧州中央銀行制度に組み込まれている。 == 沿革 == スペイン銀行はもともとサン・カルロス国立銀行 () として設立され、その初代頭取にはバイヨンヌ生まれのバスク系フランス人銀行家フランソワ・カバリュス(スペイン語名ではフランシスコ・カバルス)が務めていた。 1793年から1814年の度重なる戦乱を受けて、サン・カルロス国立銀行は3億レアル以上の負担を請け負うことになり、これは銀行の経営を苦しめるものとなった。 財務大臣ルイス・ロペス・バジェステーロスは1829年に、マドリード市内で紙幣を発行するのに備えて4000万レアルの資金を投じた。この投資にあたってサン・カルロス国立銀行はサン・フェルナンド・スペイン銀行 () に改称した。 1844年、競合相手となるイサベル2世銀行 () とバルセロナ銀行 () が設立され、また1849年にはカディス銀行 () が設立される。1847年、マドリード市内の不動産市場が衰退し、この市場に資金を過剰に投じていたイサベル2世銀行はサン・フェルナンド銀行と合併する。行名は後者となった。 1850年代、ラモン・サンティリャンの指導の下でサン・フェルナンド銀行はアリカンテやバレンシアにまで業務を拡大し、行名も現在のスペイン銀行とした。国内や植民地での戦争で銀行からの財政支援を必要としたスペイン政府は1874年、スペイン銀行に対して紙幣発行の独占権を与えた。 スペイン内戦後の1946年、フランコ独裁政権はスペイン銀行を厳格な管理の下に置き、1962年には正式に国有化した。1970年代後半の民主政への復帰を受けてスペイン銀行は今日に至る一連の変革・近代化を開始した。 1994年にスペインが欧州連合の経済通貨統合に加わり、スペイン銀行は欧州中央銀行制度を構成する中央銀行となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペイン銀行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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