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スペンサー銃 : ミニ英和和英辞書
スペンサー銃[すぺんさーじゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [じゅう, つつ]
 【名詞】 1. gun (barrel) 

スペンサー銃 : ウィキペディア日本語版
スペンサー銃[すぺんさーじゅう]

スペンサー銃(スペンサーじゅう)、スペンサー連発銃(スペンサーれんぱつじゅう、英:Spencer repeating rifle)は、管状弾倉装填式・手動操作式のレバーアクションライフルである。
南北戦争中の北軍、特に騎兵隊に採用された。しかし当時の標準装備である前装式ライフルマスケットを置き換えることはなかった。
スペンサー騎兵銃(スペンサーきへいじゅう、Spencer carbine)は騎兵向けに短銃身化されたカービン
== 概要 ==
設計は、1860年にクリストファー・スペンサーによって完成した。それは.56-56スペンサーリムファイアカートリッジを使用する、弾倉装填式、手動操作式ライフルのための設計だった。後のカートリッジ表示と異なって、最初の数は薬莢後部(リムの直前部分)の直径について、2番目の数が薬莢前部の直径について言及していた。実際の弾丸直径は0.52インチだった。カートリッジには45グレイン(2.9g)の黒色火薬を充填していた。
スペンサー銃を使用するにあたっては、まずスプリングフィールドM1873トラップドアのように撃鉄を手動でハーフコックの位置にし、レバーを起こして使用済みの薬莢を排出、レバーを倒して管状弾倉から新しいカートリッジを薬室へ送って遊底を閉鎖する。そして射撃の直前に撃鉄をフルコック位置に起こす。このように、一挙動で脱包・装填の動作を行うことはできなかった。
スペンサー銃は弾を次々と発射できるように、銃床内に管状弾倉を内蔵し、リムファイアカートリッジ7発を装填して使用した。空になったときには、銃床の床尾板の面から弾薬送り用のばねチューブを抜き取り、弾倉の中へ新しいカートリッジを一つずつ落とし込むか、または、ブレイクスリーカートリッジボックス(Blakeslee cartridge box)と呼ばれる弾薬盒を用いて素早く装填することができた。ブレイクスリーカートリッジボックスには各7発入りの装填用チューブが入っていて、6本入りと10本入りと13本入りがあった。開いた管状弾倉に装填用チューブをあてがうことにより、弾薬を一挙に流し込むことが可能であった。
カートリッジには.56-52、.56-50もあり、.56-46のバージョンさえ少数が作られた。それらはオリジナルの56-56のネックダウンバージョンであった。カートリッジの長さは作動機構によって約1.75インチに制限された。
そして後期の口径は、オリジナルの.56-56以上に威力と射程を増すために、より小さい直径、より軽い弾丸、より多い装薬量を用いた。それらは当時の口径0.58インチのライフルマスケットとおおよそ同じくらい強力であったが、.45-70.50-70ガバメント弾のような他の初期の実包の規格によっては威力不足だった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スペンサー銃」の詳細全文を読む




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