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(n) thrust bearing =========================== ・ スラスト軸受 : [すらすとじくうけ] (n) thrust bearing ・ 軸 : [じく] 1. axis 2. stem 3. shaft 4. axle
スラスト軸受(スラストじくうけ)は、回転体の軸方向に働く力(スラスト、推力)を受け止める軸受である。スラスト・ベアリングとも言う。 平歯車、滑車では円周方向の力を支えるラジアル・ベアリングのみで用が足りるが、はすば歯車、かさ歯車、ねじ歯車などでは負荷の掛かる回転時に軸方向に力が働き、かみ合いを減らすように作用する。この結果、異音を発したり寿命を縮めたりする。これを防ぐためにはスラスト軸受が不可欠である。 == 種類 == ボールベアリングには、スラスト・ベアリングといって単純にスラストだけを受ける構造のものと、ラジアル方向の力も同時に受ける構造のものが存在する。後者はアンギュラ・コンタクト・ボールベアリングとも言い、一般的なところでは自動車の車輪の付け根(ハブ)等に用いられている。 円すいころ軸受には円すいころが用いられ、強大なトルクの伝達軸に用いることができる。 転動体の種類(玉、ころ)とその配置により下記の種類がある。 *スラスト玉軸受 *スラストアンギュラ玉軸受 *スラスト円筒ころ軸受 *スラスト針状ころ軸受 *スラスト円すいころ軸受 *スラスト自動調心ころ軸受 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スラスト軸受」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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