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スルーオダイナとは日本の競走馬である。おもな勝鞍はダイヤモンドステークス・ステイヤーズステークス。 == 戦歴 == 1986年8月、函館競馬場でデビュー。2戦目で勝ち上がると距離を伸ばしながら出走していたが11月の白菊賞5着後に骨折が判明、クラシックシーズンを棒に振る。 翌1987年暮れに復帰後の初勝利を記録すると以後は長距離を主軸に出走、条件戦ながら堅実な成績を残し秋にはアルゼンチン共和国杯に駒を進め、2着と好走する。 次走ステイヤーズステークスでも単勝オッズ1.8倍という抜けた人気に応え、道中2番手で進め直線抜け出すとそのまま後続馬の追走を振り切り、従来のレコードをコンマ5秒上回るタイムで優勝。翌1989年ダイヤモンドステークスでもトップハンデながら重賞2連勝。阪神大賞典では2位入線(進路妨害で失格)と長距離重賞では安定した成績を挙げる。 1990年のダイヤモンドステークスでは61キログラムという負担重量を背負いながら優勝した〔中央競馬で平地競走の重賞にて60キログラムを超える負担重量で勝利を挙げたのは1986年11月ダービー卿チャレンジトロフィーのスズパレード(60キロ)以来。スルーオダイナが負担した61キロとなると1984年12月CBC賞のハッピープログレス以来。〕〔これ以降では1991年目黒記念カリブソング (60.5) ・1992年マイラーズカップダイタクヘリオス (60) ・2002年京都記念ナリタトップロード (60) の3頭。〕。しかしこの負担重量が堪えたかレース後に脚部不安を発症し春を全休。天皇賞(秋)10着後ジャパンカップに向け調整がなされるも、再度脚部を故障しそのまま引退となった。 長距離重賞4勝を記録し長距離路線の中心馬に数えられた同馬であるが、「スタミナ一辺倒でキレる脚が無い」・「強豪馬との競り合いが少なくGIでは割引」と競馬新聞などでは評され、中央競馬のGIにおいては1989年天皇賞(春)の3着が最高成績となっている。 引退後はノーザンテーストの後継種牡馬として社台スタリオンステーションにて繋養されていたが、目立つ産駒成績もなく交配頭数も減少の一途を辿り、2000年2月29日をもって種牡馬登録を抹消。ノーザンホースパークにて乗馬となるがその後は消息不明となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スルーオダイナ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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